小豆粥 意味

トレンド豆知識

小豆粥を食べる意味や由来!栄養や効能・カロリーはどれくらい?


小豆粥の画像

小豆粥ってご存知ですか?


読んで字の如く、小豆を入れたお粥ですが
古くより日本では小豆粥を食べる風習があります。


では、小豆粥の由来や意味とは?

知るととても有り難い食べ物だということが解ると思います。


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小豆粥の意味と食べるようになった由来とは?


小豆粥は小正月である
1月15日に食べる行事食です


1月には七草粥を食べる風習もありますが、

小豆粥は邪気払いの意味があり、
一年の健康を願って食べるというものです。


また、15日は「望の日」であることから
別名”望(もち)粥”とも呼ばれています。

鹿児島で行われる七草祝いとは?



赤い色(小豆の色)は稲作民族の呪術に結びついており、
古くから祭祀で小豆が用いられて来ました。


現在でいう百科事典にあたる南北朝時代の
日本で書かれた『拾芥抄(しゅうがいしょう)』

それによりますと、中国の伝説による

「蚕の精が正月の半ばに糜(粥)を作って
  自分を祀れば100倍の蚕が得られる」

という託宣があったとされる話に由来しています。



中国では冬至に食べられていたようですが、

六朝時代の中国南部では、
1月15日に豆粥を食べる習慣があり、
それが日本に伝わってきたものとされています。


思えば日本は小豆を使ったものを行事
ハレの日に食べる事がとても多いですよね!


代表的なものには「お赤飯」がありますが、
古くより小豆は縁起のよい食べ物とされています

失敗しない赤飯の炊き方のポイントは水加減!?



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小豆粥の栄養や効能は?カロリーはどれくらい?


無病息災を願う食べ物である小豆粥
では、どんな栄養や効能があるのでしょうか?


七草粥も同様ですが小豆粥も、

正月に日頃よりも飲んだり食べたりする事が多かったため、
胃を労るために食べていた等という意味も成しています。



小豆は解毒作用・利尿作用といった効能があり、

むくみ取りや便秘解消、
胃を穏やかにするといった働きがあります。




小豆の栄養である鉄分や亜鉛、
カルシウムやカリウムと言ったミネラル、

皮の赤い色はアントシアニンであり、
抗酸化作用を持つので美容やガン予防、

茹でた時に出る泡にはサポニンを含み、
高い利尿作用を持っています。


糖質やタンパク質などはエネルギー源となり、
消化が良く、お腹から体を温める効果もあります



また、血糖値の上昇、コレステロール、
血圧上昇を抑制する働きもあり、

実に理にかなった食べ物といえます。



気になるカロリーですが、
レトルトの小豆粥でみてみると、

1人前250gで約110kcal
一般的な白米よりはカロリーが控えめです。


圧力鍋や炊飯器を使った小豆粥の作り方は?


小豆粥を作ろうとすると水に浸す必要はなくとも、
アクをある程度取り除く必要性があるので

茹でこぼしたり、
アクを取り除くといった手間がかかります。


簡単に小豆粥を作って食べる場合には、
市販にあるゆであずき(無糖)が便利です。




 

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