桜とさくらんぼの違いってご存知ですか?
さくらんぼは桜の木に実るものですが、
ただ全ての桜の木に実るものは全部食べられる?
答えはノーです!
では桜とさくらんぼの違い
食べられる桜の実についてご紹介しましょう!
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桜とさくらんぼの違いは?
桜とさくらんぼ!
同じでありそうではないという・・・一体どっち?
と、やきもきしてしまうこの違い。
桜とさくらんぼは
バラ科モモ亜科サクラ亜属の植物というところは同じ!
花弁や種といった特徴がよく似ています。
では、同じならば公園で咲いていた桜が
実を付けたものは食べられるのではないか?
・・・と思って当然です。
しかし、それは食べるさくらんぼではなく、
「観賞用」の桜なのです。
桜の花言葉とその意味や由来は?
桜には「観賞用」と「食用」があり、
さくらんぼとして知られる桜には、
セイヨウミザクラやシナミザクラ。
花の型こそ桜ですが
花色は白くやや地味な感じがします。
しかし、実った実は観賞用の桜とは異なり、
直径が2cm以上の甘くてジューシーな実を付けます。
さくらんぼの食べ過ぎは便秘や下痢のもと!?
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桜の代表!ソメイヨシノのさくらんぼは食べれるの?
公園やたまに庭木などで見かける
お花見の主役の桜、
代表的なソメイヨシノにもさくらんぼは実ります。
しかし、ソメイヨシノは
その華麗な花を楽しむ観賞用の品種であり
自家受粉ができないので
実を結びにくく付けても直径1cm程度、
渋みや苦味、酸味も強く、とうてい食用には不向きです。
毒性はない様ですが興味本位で
口にすると後悔するので辞めましょう。
稀に見る事ができますが、見た目にも
美味しそうではないので手を出す事も無いと思います。
お花見中でも花粉症やアレルギー症状が出る!?
ソメイヨシノは大島桜とエドヒガンの交配品種で、
大島桜は桜の塩漬けの原料になります。
しかし、ソメイヨシノは葉が硬く、
塩漬けにしても硬く美味しさは感じられません。
花は大島桜に比べると色が薄く
塩漬けを作る事は出来ますが、
公園などで取ると罰せられるので
自宅に木がある時だけにしましょう。
桜の花や葉の塩漬けの作り方や塩抜き方法
さくらんぼとして食べれる桜の実は?
食べれる桜の実とはお店で並ぶ
有名な「佐藤錦」や「ナポレオン」などは食用桜です。
他に沖縄に咲く「寒緋桜(ヒガンザクラ)」
という山桜の一種の桜があります。
あまり本州などでは耳慣れない桜ですが、
小指の頭ほどのサイズで実が少ないさくらんぼを
実らせますが甘く美味しいと言います。
形状も一般的なさくらんぼと異なり少々楕円で赤黒く
完全に熟した状態は、甘酸っぱく
味は桜の香りが鼻を抜けて行くそうです。
赤いからと食べるとただ酸っぱいだけで
完熟にならないとおいしくなく、
その食べごろは2月下旬~3月初旬の様です。
この時期にもしも沖縄にお出かけの際には
地元の方に聞いて見てはいかがでしょうか?
野性味のある甘酸っぱい寒緋桜のさくらんぼ、
なかなか食べられる代物ではありませんよ!
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