近年ではこの日にはインターネットなどで
趣向凝らしたジョークが満載になる
「エイプリルフール」
「1年に1度嘘をついていい日」
なんて言われていますが、
本来の意味を知ると全く意味が違うのです。
今回はエイプリルフールの意味について
とことん解説しちゃいます!
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エイプリルフールの意味や語源の由来は?何時まで嘘ついていいの?
さて、エイプリルフールは、
今現在では4月1日の正午まで、
罪の無い嘘をついてもよい!
という風習と化してます。
この風習の発祥は、そもそもは
”欧米”の風習で、結構な歴史があり、
16世紀頃から行われていました。
エイプリルフールの由来・発祥には諸説ありますが、
欧米の発祥時期と同じくして16世紀フランスで
行われた「嘘の新年」が有力な説の様です。
その理由というのは今の暦に関係します。
本来フランスでは3月25日に新年を迎え、
4月1日まで新年期間としお祭りをしていました。
16世紀シャルル9世が「1月1日を新年」とした
現在の”グレゴリオ暦”を採用するとした事によって、
反発した民が4月1日を「嘘の新年」とし、
馬鹿騒ぎした事に憤慨したシャルル9世が
抗議をする人々を処刑した事により
抗議と追悼の意味を込めて、
4月1日を盛大に「嘘の新年」を祝った事が由来しています。
この日を知らない民や、受け入れを拒否した民が
4月1日に新年を祝い続けた事をからかい、
新暦派が旧暦派に嘘のパーティの招待状や、
いたずらのプレゼントを送りつけたりというのが
馬鹿騒ぎの内容の様です。
この習慣だけがイギリスを経て、アメリカへと
伝わったとされ、現在まで続いているといいます。
他のエイプリルフールに嘘をつくようになった由来や意味
逆エイプリルフールってなに!?その意味は??
「逆エイプリルフール」というのは
ご存知でしょうか?
この日は13年に1度
”嘘をついてはいけない”という日で、
次回は2019年4月1日。
13年に1度なのでこの逆エイプリルフールは
消えかけているものですが、しっかりと理由があるのです。
エイプリルフールで処刑された民の中に
13歳の少女を哀れみ哀悼の意を表し、
1564年より13年ごとに「嘘の嘘の新年」
いわゆる「逆エイプリルフール」を作り、
この日は1日中嘘をついてはいけない!
という風習が生まれたのでした。
きっと大人の騒ぎの犠牲になったのだろうな
・・・と思うと胸が痛みます。
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日本でのエイプリルフールの意味って?
日本では古くより4月1日に
「不義理の日」という中国から
伝わってきた風習がありました。
不義理をしてよいという意味ではなく、
義理を欠いている方、
つまりは音信不通になっている方などへ
ご無沙汰していたことをお詫びする日です。
そこへ欧米の風習である「エイプリルフール」が
入って来たのは大正時代頃とされています。
直訳して「四月馬鹿」として広まったのでした。
いつの時代でも楽しい事が大好きな私たちですが、
決して人を嫌な気持ちにさせる様な嘘はつかない様に・・・。
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