秋のを表す言葉に「寒露」という言葉があります。
えっ?!何それ??
と思う人もいつのでは??
実際に寒露ってどんな意味を持つのでしょう。
そして時期はいつ?
今回は寒露についてご紹介します。
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寒露とは?どんな意味?
寒露(かんろ)とは、1年を24の季節に
分けて表した二十四節気の第17、九月節です。
秋の長雨が明ける頃の、本格的に
秋が始まる頃で露が冷たく感じられる季節。
霜になりそうな冷たい露が
植物に宿るという意味です。
他に秋には、
立秋・処暑・白露・秋分・霜降とあり、
寒露は、秋分と霜降の間にあります。
寒露の時期はいつからいつまで?
寒露は旧暦では8月後半~9月前半。
現在では太陽黄経が
195度の時としていて、10月8日頃です。
期間とした意味も持つため、
以下の様にまとめてみるとわかる様に、
10月8日頃~10月22日までという事になります。
秋の節
立秋:8月7日頃
処暑:8月23日頃
白露:9月7日頃
秋分:9月23日頃
寒露:10月8日頃
霜降:10月23日頃
立秋:8月7日頃
処暑:8月23日頃
白露:9月7日頃
秋分:9月23日頃
寒露:10月8日頃
霜降:10月23日頃
大気の状態がとても安定して、
空気が澄んだ、とても空が高い晴れた日が
多くなり、夜には星空が綺麗に見える季節です。
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寒露に関する花は?花言葉は??
寒露の季節に咲く花として
「菊」が代表的だと言えます。
古くは中国から日本に渡った花で、
今では天皇家の紋になる日本を
代表する花になりました。
今では様々な品種の菊がありますが、
総称して「菊」としての花言葉は、
「高貴・高尚・高潔・清浄」
といった花言葉があります。
色別の菊の花言葉!
菊が日本に薬草や鑑賞として
用いられたのは平安時代。
宮中では菊の節句である「重陽の節句」が
明治時代まで行われていました。
現在でも皇室園遊会(鑑菊御宴)として
行われています。
重陽の節句の意味や由来!2014年はいつ?
後鳥羽上皇が身の回りのものに菊の紋を
施すほど菊を愛していたこともあり、
現代の天皇の紋になったとされています。
つまりは位の高い紋として使用されていたことや、
その菊の咲く姿が気品のある高貴な花であるため、
こうした花言葉がついたとされています。
また、「お供えの花」として
使われていますが、冠婚葬祭共に
使われているのは、位の高い花であるからです。
「菊は縁起が悪い」なんてことを言われますが、
菊の原産地である一部ヨーロッパでは、
白菊を仏花として供える習慣があり、
その習慣がいつしか日本にも
流れ込んで来たのが所以の様です。
実際に菊の柄をあしらった着物や、
50円玉硬貨のデザインであったりもします。
それ以前に後鳥羽上皇の時代に、
そうした習慣があったのならば
紋として使わなかった事でしょう。
情報が入り易くなった時代の風潮により、
そうした情報が巡ったのではないかと考えられています。
実際には、現在結婚式などのブーケや、
テーブルフラワーなどにも用いられる菊もあります。
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