冬の訪れを感じさせる「立冬」
暦の上では冬に入る目印です。
立冬の意味や時期ってご存知ですか?
意味を知ると面白い
節気の1つ「立冬」
今日は立冬の意味についてご紹介します。
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立冬とは?どんな意味?
「立冬」とは、
二十四節気中の第19、十月節に分類されます。
日本には1年を「春夏秋冬」と
4つの季節に分けていますが、
それぞれをさらに6つに分けた
24の期間を二十四節気といいます。
その中でも「立」が付く季節は
「新しい季節になる」
という意味を持っていて、「立冬」は
冬が来たよ!という意味になります。
他にも「立春・立夏・立秋」とならび
季節の大きな節目です。
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立冬にかぼちゃを食べる意味は?他の食べ物はないの?
地域にもよる様ですが、
一般的には立冬にはかぼちゃを
煮て食べる風習があります。
諸説ありますが、かぼちゃは
古くから食べられている緑黄色野菜。
季節柄、緑黄色野菜の少ない冬の季節に、
滋養のあるかぼちゃの
優れた効能を知っていたのでしょう。
かぼちゃの栄養やカロリーは?
昔は季節に採れるもの「旬の物」には
その季節に起こる身体の不調を食い止める
働きがあることを知っていたものです。
そのため、滋養のあるかぼちゃを
食べて、寒い季節を健康的に越せる様に
健康祈願を込めて保存も効く
かぼちゃを食べる風習が出来たとされています。
日本産、西洋産のかぼちゃの種類と名前!
他にも身体を温めるものを持ち入っていました。
冬至の日にゆず湯に入るのも、
身体を温める効果からと言えます。
その他にも
・生姜
・唐辛子
・カブ
・葱
・にんにく
・たまねぎ
・にんじん
・ごぼう
などといった身体を温める食べ物を食べます。
かぶの栄養や効果は妊婦におすすめ!
二十四節気の発祥である中国では、
「立冬補冬」という食の習慣があります。
「補」は食べ物で体調を補うという意味です。
寒い季節に育った食べ物を季節に
見合った調理法で食べる事は
健康な身体を作り、維持し病気を
未然に防ぐとされ、最良の方法としています。
中国の北方、北京や天津の方々は
冬至に餃子を食べる習慣があります。
餃子の具材には肉や野菜など、
身体を温めるものがたくさんはいっています。
理にかなった料理だと思います。
立冬の候の意味は?時期はいつまで?
立冬の候は季語であり、手紙などの
文頭に用いる時候のお知らせです。
立冬の時期は旧暦9月後半~10月前半。
現在の新暦とは1ヶ月程度のズレがあり、
そして毎年、同じではありません。
時期としては11月7日頃です。
次の節気である「小雪」の前日までと
されているので、
11月7日頃~11月22日頃までとされています。
なお、2014年の立冬は11月7日、
来年、2015年は11月8日です。
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