秋の行楽シーズンともなると
山を彩る植物に「もみじ」があります。
もみじってどれだけ種類があるかご存知ですか?
おなじみのもみじ意外にもたくさんあるんです!
今回は、もみじの種類に大注目し、
ご紹介したいと思います。
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もみじの種類や品種はどれくらい?その特徴は?
「もみじ」とは、
カエルの手の様な形をした葉ですが、
秋になり葉が色づく”カエデ属”を総称して
『もみじ(紅葉)』とよばれています。
世界には数百種類以上が存在しており、
日本では品種改良されたものを除くと
数十種類あります。
また、もみじは植物分類的に
ムクジロ目カエデ科カエデ属で、
・ハウチワカエデ系
・オオモミジ系
・ヤマモミジ系
・イロハモミジ系
と大きくわけます。
特徴は、葉の突起の数が5~7で
切れ込みが深いと「もみじ」
突起がそれ以上で
切れ込みが浅いと「カエデ」です。
実際に、もみじ狩りで目にするものは
多くは「カエデ」だったりします。
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もみじが赤くなる時期や季節はいつからいつまで?
もみじが赤く紅葉(こうよう)する時期は、
気温や条件がある様です。
1日の最低気温が8℃以下で紅葉が始まって、
5~6℃以下になると更に色が深まると言います。
日中の温度が20~25℃、夜間は5~10℃と
昼夜の温度差が大きくなる頃。
そして空気が澄み、充分に葉が日光を受けられている事、
適度に土に水分を含む事など条件がある様です。
時期は秋、
北の気温が低いところから南下を始め、
山間部には赤や黄色と常緑樹の緑とが
相まって、一層山を彩ります。
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関東や関西のもみじの名所と言えば・・・?
もみじの名所は日本各地に存在しています。
秋にもなるとその季節の情緒と旬の料理を
堪能出来るといったバスツアーなどが
様々なところから企画され、気軽に楽しむ事ができますね。
そこで、関東と関西の名所をご紹介しましょう!
関東の名所
・日光いろは坂(栃木県日光市)
色づき始めはおおよそ10月中旬頃~
種類はカエデやナナカマド、ツツジなどがあります。
・養老渓谷(千葉県大多喜町)
ハイキングの名所としても有名で人気のスポット。
11月下旬頃から見頃を迎え、
ウルシやカエデ、モミジを楽しむ事ができます。
・袋田の滝(茨城県大子町)
日本三名滝の1つで西行法師が
その美しさに歌を詠んだといわれ
11月上旬頃よりカエデやモミジ、クヌギ
といった紅葉が楽しめます。
・筑波山(茨城県つくば市)
ロープウェイからの眺めもよく、
ハイキングやトレッキングも人気です。
10月下旬より楽しむ事が出来、
ナラ、ブナ、ヤマウルシなどが見れます。
関西の名所
・曹源池庭園(京都嵐山)
嵐山の代表的な名庭園で、
深紅のカエデなどがとても美しいです。
例年だと11月中旬頃~紅葉が始まり
下旬に見頃を迎えます。
・箕面大滝(大阪府箕面市)
日本の滝百選に選定されている優美な滝。
ここの真っ赤なカエデはとても見事!
11月下旬頃より見頃を迎えます。
・最上山公園(兵庫県穴栗市)
最上山公園の西側に自生している日本のモミジや
中国・カナダといった世界のカエデが植栽されています。
11月中旬頃より夜間ライトアップが行われます。
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