甘く品のある香りが特徴的なスイートピー。
春から初夏にかけての季節に
パステルカラーで彩りを添えてくれるかわいい花です。
初めてても上手に育ててキレイな花を長く楽しみたいという方に!
今回はスイートピーの育て方を紹介します。
ポイントをしっかり押さえてキレイな花を楽しみましょう!
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スイートピーの種まき時期はいつ?間引きのタイミングは?
スイートピーは乾燥に強く日光に当たる程大きく生長していく傾向があるので、
水はけが良く日当りの良い場所で育てることがおすすめです。
ただし酸性の土を嫌うので、1平方メートルあたり
100gの石灰をまきスイートピーが好む土作りが必要です。
またスイートピーは深く根を張る植物のため、
特に地植えの場合は土をよく耕しておく必要もあります。
その際は石灰とともに腐葉土やたい肥なども一緒に混ぜておくと良いでしょう。
種まき時期は、10月上旬~中旬頃の秋の涼しい季節になります。
種まきをする前の下準備として、
種を1日水に浸し膨らませる作業を行うのがポイントです。
膨らまなかった種はナイフなどで表面にキズをつけて
再度、水に浸し膨らませてから種まきをします。
種のまき方は、土を入れた花壇やプランターに1cm程の深さの穴を20cm程の間隔で開け、
1つの穴に3粒~4粒種をまいていきます。
そして発芽し本葉が2~3枚ついてきたら間引きします。
よく育って丈夫な芽のみ残して後は引き抜きます。
育苗ポットで発芽させた場合や苗を購入した場合は
5~6cmほどの大きさの苗になり育苗ポットの底まで
根が育ったら大きな鉢や花壇などに植え付けます。
苗を購入してきた場合はなるべく早く根を傷めないよう注意しながら
大木な鉢や花壇に植え付けましょう。
スイートピーは植え替えを嫌う植物です。
おすすめは育苗ポットを使わず育てたい場所に最初から種をまく方法になります。
基本的に株が大きくなってしまうと、植え替えは避けた方が良いので、
植え替えをする場合は時期をしっかり見極めて行いましょう。
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スイートピーの水やりなどのお手入れ方法
スイートピーは乾燥を好むため水やりは少なめに育てていきます。
鉢植えの場合は土の表面が乾いたら水をたっぷりあげるようにします。
根が深く張っているため根っこ全体に水が届くように、
頻度を少なく1回の水やりでたっぷりというイメージです。
そして肥料はプランターや鉢で育てる場合は化成肥料を最初の段階から与えておき、
生育期である秋~春にかけては10日1回液肥をあげるようにしましょう。
花の付きが悪くなる窒素が多く含まれている肥料は避け、
リンが多く含まれている液肥がおすすめです。
また、つる性の植物であるスイートピーは誘引が必要になります。
背の高い高種性のスイートピーは支柱やネットあるいはフェンスに、
背の低い矮性種のスイートピーは行灯仕立てがおすすめです。
つるをまきつけたい場所にビニールタイで結び誘引していきましょう。
そしてスイートピーはアブラムシがつきやすい植物です。
錠剤などをまいて予め予防しておくことがおすすめです。
万が一アブラムシが発生してしまったら殺虫剤をまいて駆除しましょう。
スイートピーの花が咲いたら種を採取しよう。
キレイな花が咲いたら翌年用の種を採取しておくのもおすすめです。
花が終わるとできるさやが茶色く乾燥したら採取し、
中の種は風通しの良いところで保管します。
翌年の秋にまた種をまいて育てていきます。
ただし花がら摘みをしないで種を取ると株の老化が早まってしまうため、
花を長期間楽しむことができなくなってしまうというデメリットがあります。
開花も長く楽しみ、来年用の種も採取したいという場合は、
序盤は種が出来る前に枯れた花を摘み開花期間の終盤で種を作ると良いでしょう。
さらに、スイートピーは寄せ植えにも適しています。
ぜひ、参考にしてみてください。
色合いや配置など自分のお気に入りの植物と合わせ、
寄せ植えにすることでより目を引くものになります。
上手に育てて長く色々な方法でスイートピーを楽しみたいものです。
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