初心者でも育てやすい野菜はないか?
家庭菜園に挑戦してみようか考えている方に
おすすめなのが小松菜です。
種まきから1ヶ月ほどで収穫ができ失敗なく育てられやすく、
プランターでも栽培することができます。
今回はそんな小松菜の育て方について紹介します。
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小松菜の育て方と4つのポイント!種まき時期はいつ?
小松菜は連作が可能で耐寒性も強いため、
厳寒期を除けばほぼ1年通して作れることができます。
種まき時期は春~秋に行うことができますが、
より育てやすのは害虫被害が少ない秋。
涼しい時期の小松菜は甘く柔らかくなるので、
秋まきがおすすめされています。
日なたを好み、弱酸性~中性の土で育てる必要があり、
株間が5cm~6cmになるよう植えつけましょう。
小松菜の育て方4つのポイント
・小松菜は低温を好む
小松菜は15~35度が発芽に適する気温であり、
生育の適温は20度~25度あたりです。
25度以上の高温には弱いですが、
寒さには強くマイナス3度までは枯れることがありません。
・連作前は肥料をたくさんあげる
小松菜は連作障害がなく連作は可能ですが肥料を好む野菜のため
種まき前にたくさん肥料をあげると連作した小松菜が元気に育ちます。
・間引きは早めに行う
小松菜は間引きしながら育てていく野菜のため
早め早めに行いましょう。
・種はずらして蒔く
長く収穫を楽しむためには、
1~2週間程度種まきをずらすことがポイントです。
小松菜の栄養と保存方法!
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プランターでの小松菜の育て方の手順
種まきから60日ほどで収穫ができ、
育て方も簡単な小松菜はプランターでも育てることができます。
プランターで小松菜を育てる場合は、
幅20×奥行65cm程度、深さ15~20cm程の長方形のプランター。
土は14リットルの野菜用培養土が適しています。
1.種まき
・洗っておいたプランターに鉢底石を入れ、
野菜用培養土をプランターのふちから2cmくらい残す程度入れます。
・1cm程の深さの溝を15cm間隔で2列作り、
溝に1cm程の間隔で種をまきます。
・溝の両側から指でつまむように土をかぶせ手で軽く押さえたら、
プランターの底から流れ出てくるまでたっぷり水をあげます。
ポイントは種まき後は風通しと日当りが良いところに置き、
発芽までは土の表面が乾く前に水をあげるようにしましょう。
また春~夏に種まきをするときは、
種まきをしたらすぐに防虫ネットをかぶせましょう。
2.1回目の間引き
種まき後3~4日程度で発芽するので、
双葉が開いたら1回目の間引きをします。
育ちが良くない目を抜き3cm間隔にしたら、
手で根元に土を寄せる土寄せを忘れないようにしましょう。
この後は土の表面が乾いたら1日1回たっぷり水をあげるようにします。
夏の間は夜の乾燥にも注意しましょう。
3.追肥
間引きから1週間経過したら追加で肥料をあげる追肥をします。
プランター全体に化成肥料10gをまき土寄せをします。
1回目の追肥以降は2週間ごとに1回(目安)、
同量の追肥と土寄せを行います。
4.2回目の間引き
葉が7~8枚になったら2回目の間引きの頃合いになります。
1本おきに株の根元をハサミで切り追肥します。
間引きしたものは食べることができます。
5.収穫
小松菜は大きくなりすぎると味が落ちてしまいます。
丈が20~25cmになったら収穫の適期ですので、
株の根元をハサミで切るか、株ごと手で引き抜き収穫しましょう。
小松菜を育てる時の注意するべき害虫や病気は?
家庭菜園などで食物を育てる際、
注意しなければのが病気や害虫被害です。
小松菜は育てる期間が短いため、
病気に関してはあまり心配することはありません。
しかし肥料のあげ過ぎや長雨が続いたりすることで、
まれに根こぶ病・べと病・萎黄病・白さび病などが発生することがあります。
病気を避けるためには、
水はけをよくし肥料のあげ過ぎに注意する必要があります。
一方の害虫に関しては小松菜は多く、
ヨトウムシやアオムシなどのイモムシ類の他、
アブラムシ・キスジノミハムシ・エカキムシなどが発生します。
種まき直後から防虫ネットをかけるなどして、
害虫が侵入しないよう対策しましょう。
これら病害虫の発生は、特に夏に多く起こる傾向があります。
初めて作る方やなるべく被害を出したくない方は秋まきがおすすめです。
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