家庭菜園が楽しくなる季節、
プランターで手軽に始める方も多くみられます。
中でも「きゅうり」は育ちが早く、収穫までも早いので人気があります。
きゅうりなどを育てるのは意外と簡単で
お庭がなくてもベランダにプランターで育てたりもできます。
ここでは、プランターでのキュウリの育て方について提案します。
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きゅうりの植え付け時期は?
きゅうりの植え付け時期は4月~5月頃。育生温度は22から25度程度、日当りのよい場所で育てましょう。
収穫時期はおおよそ7月~9月までです。
種からではなく、苗を用意し、買って来たらすぐに植え付けしましょう。
接木の苗がおすすめで、
病気に強い根と丈夫に育つ茎を合わせ持っているので、
プランターで育てるにはおすすめです。
また、苗は本葉が3~4枚付き、
双葉や茎がしっかりしたものを選びます。
育て易い品種は、夏すずみ・さつきみどりです。
ミニ品種でラリーノやピノキオといった品種をおすすめです。
きゅうりの栄養に含まれる効能や効果はギネス級?
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プランターでのきゅうりの育て方は?
きゅうりを育てるときに選ぶプランターは深さが30cm以上のプランターがおすすめです。
大型なら2株、小さめのものなら1株と
プランター内でぎゅうぎゅうに植え込まないのがポイントです。
プランター底にネットを敷き、鉢底石を敷き詰めた上に培養土を入れます。
あらかじめ肥料が混ざった培養土が便利です!
肥料の入っていない培養土の場合には、
肥料を混ぜて1週間~10日ほど馴染ませた後、植え付けとなります。
土が出来上がったら苗を購入し直ぐに植え付けましょう。
土はプランターいっぱいには入れずに、
ウォータースペースを2cmほど取り、植え穴を作ります。
先に支柱を立てて、苗を受け付けると根が傷つきにくくなります。
きゅうりの根は浅く広く張るので、苗は浅めに植付け、
終わったら支柱を立て、苗が倒れない様に育てて行きます。
全てが終わったらたっぷりと水を与えてください。
その後は朝と夕方に水を与えて行きます。
きゅうりの保存期間!切ったものの保存方法は?
きゅうりの育て方での支柱の立て方や気をつける病気は?
きゅうりの育てるときに使う支柱は、太めで長いものを用意します。倒れない様にしっかり立て、ビニールタイで苗を固定します。
それというのも、きゅうりはつるを巻き、上や横へと伸びて行き、
実を付ければそれなりの重量も増して来るため、
1株につき3本~4本程、立ててあげるとよいでしょう。
きゅうりの家庭栽培で最も多いのは菌性の病気「うどんこ病」や「ベト病」
そして、葉に白くぐるぐると模様が這い出す「エカキ虫(ハモグリバエの幼虫)」
などがあげられます。
うどんこ病は、その名の通り白く粉をふった様になり、
根や茎などから発生し、水分を奪いきゅうり自体の育生に影響を及ぼす厄介な病気です。
防除としては、苗は必ず接ぎ木したものを使用すること。
それでも心配な場合には、予防用の薬が売っています。
土壌伝染してゆくので、うどんこ病を発症した土は、
次の植え付けの前に土壌消毒を行います。
★うどんこ病の新薬★果実に対する汚れの心配が少なく、収穫前日まで使用可能。★12/4再入荷★…
ベト病は、葉だけに発症し、湿度の高いところで育てている場合に多発します。
葉にすす状のカビが発生し、葉を枯らせてしまいます。
防除法としては、出来るだけ風通しのよい環境にする事と、
薬剤があるのでそちらで治療してゆきます。
エカキ虫は、葉をめくり裏側を見ると幼虫がいることが目視できます。
雨上がりに多く見かけ、葉の先端あたりに留まっている事が多く、
潰してしまえばよいのですが、なんとなく気持ちが悪いなと思うのでしたら、
葉を切り落としてしまうのも1つです。
葉にいればよいのですが、場合により土にもぐりサナギになっている事もあって、
そうしてしまうと翌年成虫になり、同じ事が繰り返される事にもなります。
特にきゅうりは下の葉は切ってしまっても影響はなく、
返って成長がよくなるので、切ってしまった方が適切といえます。
きゅうりの育て方の剪定、摘芯は?
きゅうりはとても成長が早く、つるがどんどん伸びて行きます。あまり神経質にならなくともよいですが、育てているスペースの問題や、
日当り、風通しが悪くなる様な場合には、長く伸び過ぎたものから先端を切り落とします。
また、根元から6節までに出て来る脇芽は、すべて摘み取る様にします。
その上の子づるは、2節目の先で摘み取るといいです。
また、親づる(主の枝)が2m近くになったら先端を切り取ります。
そうすると、実の付きが良くなります。
コツさえ覚えてしまえば難易度も高くないので、是非チャレンジしてみてくださいね!
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