高熱が出ると関節が痛むことがあります。
脚や腕、肩や腰といった節々が痛み、
起き上がるのも困難な事もあります。
この高熱による関節痛の原因は?
症状の違いから見ていきましょう。
Sponsored Links
高熱で関節痛が起こるのはなぜ?その原因は?
高熱によって関節が痛む原因は、
ウィルスなどに対する「免疫作用」です。
体内にウィルスや細菌が侵入すると、
それらを防ごうと身体が反応し、
免疫作用によって分泌される物質により、
関節痛(関節が炎症を起こす)を引き起こします。
ウィルスなどが直接痛みを
起こしているのではなく、
ウィルスに対する防御反応で
自然と身体が機能しているという訳です。
高熱が続く原因は病気のサイン?続くとどうなる??
Sponsored Links
高熱と関節痛以外に頭痛や下痢、悪寒がある病気は?
多くは風邪やインフルエンザなどで
起こる事が多いのですが、
免疫作用により頭痛や下痢、悪寒
などといった症状が出ることもあります。
高熱が出て、頭痛、下痢、悪寒が起きる場合、
一般的に下痢が起きる場合は腸炎、
嘔吐を伴う場合には胃炎を疑います。
下痢が起きている場合には
ロタウィルスやノロウィルス、
アデノウィルスなどによる腸炎です。
頭痛や悪寒、関節痛ともなると
インフルエンザを疑う場合もあります。
インフルエンザ予防接種の時期はいつ?
急激な高熱と全身の関節痛による倦怠感や鼻水、筋肉痛、
時には喉の痛みや胸の痛みを訴える場合も。
高熱がある場合には、医療機関にて診察をうけ、
早めの処置を行いましょう。
寒気や吐き気、頭痛や下痢が起こる気をつけたい病気は?
高熱による関節痛の対処方法は?
風邪などによる関節痛には、熱を下げて
その原因を早く解消するといった対処療法となります。
先にもお話ししましたが、風邪などによる
いわゆる副作用の様なものですので、
元になっている症状を改善すれば
次第に関節痛も解消してゆくものです。
特別、高熱による関節痛に対して
処方する薬はありませんが、
熱を下げるための「解熱剤」には
関節痛や頭痛といった症状も軽減させる働きがあります。
解熱剤の効果と効き始める時間!飲むタイミングは?
病院に行く前の処置として飲むとよいでしょう。
また水分をこまめにとり、体力を落とさぬ様に
少量でも食事を摂る様にし、温かくして安静に休養しましょう。
高熱が下がらない原因は?
ただ、関節痛が2週間~1ヶ月以上も続く場合には
別な病気も考えられ、膠原病の可能性も考えられます。
膠原病とは免疫機能の病気で、
免疫自体が自身の身体を攻撃してしまう病です。
女性に多くみられ風邪を引いた時の
関節痛と勘違いされやすく、
風邪などの際に起きる関節痛も
仕組み的には同じですが、
一般的なものは一過性のものなので問題がありません。
何でもそうですが、不快な症状が長く続くということは、
身体の異常であることが多いので、
無理はせずに病院に行った方がよいでしょう。
Sponsored Links
こちらの記事も読まれています!
コメントフォーム