衣替えをした時に気になる防虫剤の臭い!
なかなか取れなくてしばらく
具合が悪い事もありますよね。
防虫剤の臭いを取る方法、
臭いの成分や害は?
そうした防虫剤の臭いに関してまとめました。
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防虫剤の臭いの成分は?害はないの??
衣類の虫食いは防御できた!
しかし臭いが・・・。
防虫剤の臭いはなかなか取れないんですよね。
では、この臭いの成分や害があるのか?
お話しましょう。
防虫剤というと”ナフタリン”が思い浮かぶと思いますが、
今多く使用されているのは”パラジクロルベンゼン”
他にも衣類の防虫剤には色々ありますので
ご紹介しましょう。
パラジクロルベンゼン
防虫効果は即効性があるものの
有効期限が3~6ヶ月と短いのが特徴です。
毒性は低く揮発成分(臭い)に関しては、
目・鼻への刺激を与えます。
直に触れた場合には皮膚炎を起こし、
口に入れた場合は1時間程度で吐き気を起こします。
直接飲み込んでしまった場合には、下痢・肝臓や
腎臓機能障害、チアノーゼなどの症状が出ます。
ナフタリン
防虫効果が長く長期間持続します。
非常に毒性が強く揮発成分は
目の刺激、頭痛、悪心がみられることもあります。
直接飲み込んだ場合は、吐き気、腹痛、下痢、発熱、
頭痛、頻脈、肝臓、腎臓障害、血液障害など起こします。
量が多かった場合には、痙攣や昏睡などに陥ります。
樟脳(しょうのう)
防虫効果は6ヶ月と短い物が多いです。
古くより使用されてきた防虫剤で
天然のクスノキより作られていましたが、
現在は針葉樹林精油で作られた物が多いです。
ナフタリンと並ぶほど毒性は強く
同様の症状に陥ります。
ピレスロイド・エムペントリン(無臭防虫剤)
防虫剤独特な臭いが無く、
今一番選ばれている防虫剤です。
有効期限は6ヶ月~12ヶ月が多いです。
臭いの害が少ないのが特徴です。
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衣類について防虫剤の臭いを取る方法は?
出かける際にすぐ着たいのに、
臭いがひどくて着れたものじゃない!
どうしたらすぐに臭いを取る事が出来る??
臭いを軽減させる方法を紹介しましょう!
・スチームをあてる
普段着用しない喪服やお出かけ着といった
長期に渡って防虫剤が触れた状態のもの!
これはなかなかガンコです。
そんなときはスチームアイロンの
スチームをあててみてください。
防虫剤の臭いは熱・水分に非常に弱いので、
スチームによって繊維に入り込んだ
臭いを浮かせ、脱臭することができます。
その後数時間、風通しのよい場所に
置いておきましょう。
服の臭いを取る洗濯の3つのポイント!
・ドライヤー
熱だけなのでできれば霧吹きや、塗れたタオルで
衣類を拭いた後にドライヤーを当てましょう。
ただし、熱に弱い天然繊維には不向きです。
・クリーニング
高価な衣類やセルフでケアする自信が無い、
急がない場合はクリーニング店に相談してみるといいですよ!
タンスの防虫剤の臭いを消す方法は?
主にナフタリンの臭いに関して
タンスにまで臭いがつき、
その後に入れた服まで
臭いがついて困る事があります。
タンスの引き出しなら外して天日干し、
もしくは、扉を開けて風を通してみましょう。
他、緑茶を煎って乾燥させたものを小皿などに入れて
3日~1週間ほど置いておくと消臭効果があります。
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