割と身の回りにあるものに関わりのある
二酸化炭素は中毒を起こすということをご存知でしょうか
一番身近なのは私たちの呼吸!
とはいってもその二酸化炭素中毒を起こす原因は
また別な次元で起こるのです。
では、二酸化炭素中毒になる原因や、
症状、対処方法などご紹介したいと思います。
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二酸化炭素中毒の原因はドライアイス?
二酸化炭素中毒の原因は、
アイスや生菓子などを冷やす「ドライアイス」
正式には急性二酸化炭素中毒といい、
ドライアイスによって大量に
二酸化炭素を吸い込んでしまったことで、
二酸化炭素中毒を起こして搬送された事例があります。
また、ドライアイスの量によっては、
家庭にわたるドライアイスで中毒を起こす事も。
その症状は、中枢神経を麻痺させ呼吸困難、
最悪な場合には死に至ります。
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二酸化炭素中毒が起こる濃度は?苦しい症状の対処や治療は?
二酸化炭素は濃度によって起こる症状が異なります。
濃度10%
視覚障害・耳鳴り・震え・後に意識消失
濃度30%
意識消失
個人差はあるかもしれませんが、
影響がない濃度は5%とされ、
例えば濃度10%時の大気中濃度は18.9%、
30%であっても濃度14.7%であるため、
直ぐに酸欠など苦しくなる濃度ではないとされています。
対処方法は新鮮な空気を吸うこと!
窓を開けて外気の空気を吸う事です。
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また、注意したいのは酸欠ではなく
”二酸化炭素(炭酸ガス)の中毒”がポイント。
今では氷で冷たい空気を出す冷風扇がありますが、
これにドライアイスを入れると大変危険なのです。
例えば、6畳の部屋に1.5kgのドライアイスがあったとしたら
二酸化炭素(炭酸ガス)は空気の1.5倍の重さがあるので
低い床に漂いそれによるガスの濃度は10%、
つまり、中毒を起こす濃度ということです。
そうそう家庭で1.5kgものドライアイスを
扱う事は無いと思いますがご注意ください。
ドライアイスが気化する際に出る白い煙を
直接吸い込んだ事で人体に影響はしませんが、
実際に怖いのは白い煙(水滴)の回りにある
目には見えない二酸化炭素が存在しています。
そうしたことで思い切り吸い込んだりするのは
よくないということです。
二酸化炭素中毒は後遺症が残るの?一酸化炭素との違いは?
二酸化炭素中毒になってしまった場合ですが、
脳に酸素が届かない状態があるので、
場合によっては脳障害などが起こる可能性もあるでしょう。
また、冬場暖房やキャンプ時など、
密室で火をおこした際に起こる「一酸化炭素中毒」は、
血液中の酸素量が減少し、知能低下や記憶障害、
感覚異常や行動異常などがある様です。
一酸化炭素中毒は濃度で症状が違う!?
一酸化炭素中毒においては
脳に対してダメージが大きいため、
重い後遺症として残る事が知られています。
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