立春 立春の候 立春大吉 意味

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立春とは?立春の候や立春大吉のお札の意味について


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2014年も年明けから1ヶ月が過ぎ春に向けて刻々と時が過ぎています。

2月に入ると節目になる日がやってきます。
言わずと知れた立春です。

立春とは暦では冬至から春分までの間に当たる
2月4日頃を指します。

単語の意味通り春が立つ日つまり春の初日を示しているのです。

旧暦では1月~3月を春とみなしていたため
1年の始まりが立春と考えられていました。
(ただし元日が立春とは限りませんでした)

ちなみに前日は節分であり冬の終わりを告げる日となっています。
現代に当てはめると元日を立春とするなら大晦日が節分となります。

節分で冬の総括をして新しい季節を迎える日にちと要約する事が出来ます。

また範囲を広くとって2月4日頃から雨水である
2月19日頃までの期間を同様に呼ぶ事があります。

どちらで捉えても正しい立春ですので覚えておきましょう。

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挨拶文で使う立春の候の意味は?


冬が終わり春になる季節になると知人に手紙で挨拶文を
送る機会はないでしょうか?

新年に「あけましておめでとうございます」で始まる年賀状を書くのは
日本古来からの伝統ではありますが立春の時期に送る手紙も
れっきとした風習になっているのです。

冒頭で拝啓という言葉で文を綴り始める事はよく知られています。
立春においてはそれが「立春の候」になります。

具体例としては

「立春の候ますますご繁栄の事とお喜び申し上げます。
 いつもご尽力を賜り有り難く存じます。」

などの様に相手に感謝を述べる一節として使用される時があります。

春の訪れをしみじみと感じる意味合いを持ち挨拶文の決まり文句になっています。

同時期では「節分の候」や「余寒の候」もあり定番の言い回しです。
時節によって独特な表現があるのは日本ならではの特徴です。


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立春大吉とは何か?お札の意味


立春になると「立春大吉」という札が寺社などで張られている光景を目にします。

立春大吉とは厄除けの札を指しており
禅宗の寺院の習わしからきているそうです。

4つの漢字を眺めてみるとある事に気付かないでしょうか?

真ん中に線を引いてみると全て左右対称になっているのが分かります。
つまり線対称の漢字なのです。

立春大吉は札に縦書きで記載され表から見ても裏から見ても同じ文字になります。

昔の言い伝えだと鬼が立春大吉と書かれた札の家の玄関から内部に侵入した時に
振り返ると全て一致した文字を見てまだ家に入っていないと勘違いして
外へ出て行ってしまったという逸話が残っています。

これは鬼が札を裏から目で確認して起こした間違いであり立春大吉には
惑わす力があるとして厄除けに用いられてきました。

魔物を追い払う事が出来る効果を持ち一年無事に過ごせると
信じられているのです。

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