陽春の候 意味 時期

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陽春の候の意味は?時期はいつからいつまで??


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陽春の候・・・

ビジネスメールや、履歴書の添え状など、
他様々なところで見かけるこのフレーズです。

なんだか素敵♪とは思うものの、
陽春の候を使う時期や意味って?

と、思うことってでないですか?

ここでは陽春の候の使い方などをお教えいたします。

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陽春の候の意味は?

陽春の候は「ようしゅんのこう」と読む季語です。

陽春の候の意味は春の陽気に満ちた気候
つまりは、温かい春といった意味を持ちます。

ちなみに「陽春」には、
旧暦の1月の意味と、春の盛りという意味を持ち合わせています。

陽春の候の時期はいつからいつまで?

では、陽春の候の時期っていつからいつまでなの?ってなりますよね。

”春の盛り”という意味での意味で言うなれば、
『暦上の春』と『気象庁の定義』どちらに設定するかで異なります

【暦上の春・・・旧暦の1月とは】
早い年で、新暦の1月22日頃~2月19日頃
遅い年で、新暦の2月19日頃~3月20日頃
※雨水(1月/新暦2月19日頃)±29日

すなわち、旧暦の1月を差す意味での「陽春」ならば、
新暦1月22日頃~3月20日頃で、現在の2月~3月頃にあたります。

また、旧暦では立春(1月/新暦2月4日頃)から啓蟄(2月/新暦3月5日頃)の
前日を1月とする節月と区切る方法もあり、この流れの場合には現在の2月に当たります。

暦の上での春は、旧暦1月~3月を差し、
真ん中の旧暦2月は仲春とされ、春の盛りとされています。

【暦上の春・・・旧暦の2月とは】
早い年で、新暦の2月20日~3月21日頃
遅い年で、新暦の3月21日~4月19日頃
※春分(2月/3月21日頃)±29日

したがって、暦上の春の盛りとしての「陽春」は、
今の3月~4月頃、または間の3月となります。


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【気象庁の定義】
気象庁でいう「春」は、新暦の3月~5月になるので、
間の4月が春の盛りとなります。

様々な「陽春」の意味をまとめましたが、時候の挨拶として使用する場合には、
気象庁の定義に合わせ、4月中に使用する季語とされています。


※旧暦・新暦の意味がわからない方へ、簡単補足。
旧暦は、明治5年まで使われていた太陰太陽暦のことをいい、
月の満ち欠けを基本としています。

また、新暦は太陽暦のことをいい、太陽の動きを基本としています。

陽春の候の季語の使い方

陽春の候を季語として使うときは、
文章の書き出しに使う事が殆どですが、いくつか紹介いたします。

・拝啓、陽春の候 いかがお過ごしでしょうか。
・陽春の候 春雨に野山の草木もすっかり・・・
・陽春の候 春のたよりも賑やかな今日このごろ・・・
・陽春の候 貴社におかれましては・・・

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