普段はあまり食卓に並ぶ事が少ない食材は、
いざ使う時にはどうしたらいいのか分からないですね。
今回取り上げる食材はくわい
シャクシャクっとした食感の野菜ですが、
お正月など縁起物として使う事があります。
そのままでは苦くて食べられないくわいのあく抜き、
下処理方法についてご紹介いたします!
Sponsored Links
くわいの下処理方法!むき方や芽は切るの?
くわいの下処理は、
・皮を剥く
・あく抜き
皮を剥く際にどうするか迷うのが芽だと思います。
くわいの特徴でもある芽が出ている姿から、
「芽が出る」という意味合いから縁起物になっており、
基本、この芽は切り落とす事はありません。
ただ、芽の周辺の皮を1~2枚程むいて、
先端だけ芽を1cm程度残す様に斜めに切り落とします。
皮のむき方は洗った後に
表面を6面になる様にむく六方剥きを行います。
その後はくわいが浸る程度の水に
1時間ほど浸けてあく抜きを行いましょう。
Sponsored Links
くわいのあく抜き方法!下ゆでは必要?
くわいを水に浸して1時間あく抜きをした後に、
もうひと手間、下ゆでをします。
くわいには強い苦味があり、
特に芽の部分に強い苦味を感じるものです。
出来るだけ苦味を取り除くため、
水に浸す・下ゆでが必要になります。
ただし揚げ物に使う場合には、
下ゆでの工程は必要ありません。
下ゆでの方法は米のとぎ汁を使います。
ない場合は小麦粉を少々入れたものでも代用できます。
とぎ汁の中にくわいを入れて沸騰してから
10~15分ほど茹で、煮物などと調理に使いましょう。
くわいの大きさによって下茹で時間も違いがありますが、
一般的には直径4cmくらいであれば10分程度。
一回りほど小さいものなどは5分程度でもよさそうです。
くわいの皮ごと食べられる調理法は?
直径が1~2cmくらいのくわいは、
皮を剥くのも大変ですよね。
煮物に使うには皮むきや下茹でが必要になりますが、
皮ごと食べるなら素揚げがおすすめ。
大きな玉のくわいでも薄くスライスしてから
素揚げすることで皮むきや下茹では不要です。
スライスして素揚げされる場合は、
一気に油に入れるとくっついてしまいます。
スライサーでスライスしたらそのまま油に
落ちる様に行うとくっつかずに揚げることができます。
小さな玉のくわいの場合は水洗いをした後、
芽の先端を切り落とし水分をよく拭き取って、
そのまま丸ごと揚げて行きましょう。
素揚げした後は熱いうちに塩を軽くふれば、
ほどよいおつまみなどになります!
煮物で食べる事がほとんどだと思いますが、
素揚げや食感を活かして炒め物など
色々な食べ方が出来るので、
ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
Sponsored Links
こちらの記事も読まれています!
コメントフォーム