妊婦さんは鼻血が出やすい様で、
それまでそんなに鼻血を出した事が無かったのに、
急に妊娠したら鼻血が出やすくなってビックリ!
・・・なんて女性も少なくありません。
妊婦さんはなぜ鼻血が出やすくなるのか?
その原因や止め方、止まらない場合などについて
ご紹介したと思います。
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妊婦が鼻血出やすくなる原因は?
妊娠すると鼻血が出やすくなる原因ですが、
これは女性ホルモンのバランスが変わるから!
卵胞ホルモンエストロゲンと
黄体ホルモンプロゲステロンの分泌と濃度が高くなり
血液量が増えることで鼻粘膜なども影響を受けて腫れます。
それにより血管までが薄く柔らかくなる事で
鼻に刺激が加わることで鼻血が出やすくなるといいます。
これは鼻血に限った訳ではなく、
人によっては歯茎の出血が見られる方もいます。
妊娠すると必然的に胎児に栄養供給を行なうため
血液量が増えていきます。
そこに血液を凝固させる血小板が少なくなり
出血した箇所が塞ぐ事が出来ずに鼻血が出やすいことも。
鼻をいつもの通りに勢いよくかんでしまったり、
くしゃみをしただけでも出るという方もいます。
また個人差があって初期に起きたり後期になって出たり、
妊娠中ずっと起きてたという方もいらっしゃいます。
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妊婦の鼻血が止まらない場合は危険?胎児への影響は?
鼻血により頭痛や貧血など症状があることもあります。
さらに止血をしているのにダラダラと
30分や1時間も止まらないという方もいます。
本来、鼻血はキーゼルバッハという
鼻を仕切っている鼻中隔の前の方で出血する事がほとんど。
しかし妊娠中で血圧が高い方の場合には鼻の奥の血管から
出血していてなかなか止まらないという事があります。
血小板も少ない状況であるので固まらず
大量の出欠ともなれば貧血を引き起こす事もあります。
止血をしても30分以上出続けている場合は
病院に行く事をおすすめします。
基本的に鼻血は胎児への影響はありませんが、
妊娠高血圧症ともなれば影響が出て来ます。
妊娠高血圧症ともなれば胎児へ栄養を送る事が激減し
発育が悪くなったり臍帯の血流すらも滞ったりします。
さらに逆流といったこともあり最悪死産することもあります。
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鼻血の正しい止め方とは?
妊婦に限った訳ではありませんが、
鼻血の正しい止め方を知らない方が多い様です。
正しい止め方はまず上体は起こしたままにし、
少し前屈みになる感じにします。
鼻の膨らんでる小鼻部分を親指と人差し指でキュッと摘んで
15分程そのまま圧迫止血を続けます。
鼻にティッシュを詰めても構いませんが、
詰めたらそのままにし、吸い切ったら交換します。
鼻部分を保冷剤などを使って
冷やす事も血管を収縮させて止血に繋げます。
保冷剤の継続時間はどのくらい?
まずは焦らないこと!
首の後ろ辺りをトントン叩いたりすれば
逆に出血を助長させますのでご注意を。
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