梅雨時期に咲き出す紫陽花、
雨に濡れて綺麗ですよね。
綺麗な花には毒がある・・・。
実は紫陽花は毒を含んだ植物です。
その症状や致死量は?
今回は紫陽花の毒について注目してみましょう!
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紫陽花の毒はどんな症状?中毒性がある!?
紫陽花には毒があるということは、
花好きな方には多く知られているとは思いますが、
実は厚生労働省でも注意喚起がされているほどです。
その症状は食後30~40分程度で、
嘔吐・めまい・顔面紅潮といったもの。
花祭りで飲む甘茶(あまちゃ)でも
同様の中毒が発生したこともありますが、
紫陽花の近縁種であるため、嘔吐症状を訴える!
という症状が発生したこともあります。
しかし、甘茶は古くより
薬用として用いられている事もあり、
日本薬局方にも掲載がありますが
有毒成分は報告がありません。
甘茶の効能や効果がスゴイ健康茶!その作り方は?
個人によって合う・合わないが
あったのでは?と考える方が妥当です。
紫陽花にしても甘茶にしても
重篤な症状には居たらず皆さん回復しています。
紫陽花の毒は犬や猫にも危険!?致死量は?
季節の風物詩でもある紫陽花は、
時期になればあちらこちらと咲き始めます。
紫陽花の花言葉、色別の由来!
私達が口にするということは
ほとんど無いに等しいですが、
草を食べてお腹の調子を整える
犬や猫にとってはどうなのでしょうか?
犬や猫が食べると危険な植物にも
紫陽花は登場します。
特に蕾が危険とされていて、
多くを食べると
・痙攣
・昏睡
・呼吸麻痺
最悪な場合、数日後に死に至るケースもあります。
少量であっても
・嘔吐
・元気消失
といった症状を来します。
今まで人でも犬猫でも紫陽花の毒性は
「青酸配糖体」が原因であるとされてましたが、
近年では今までの考えを覆されており、
むしろ毒性を追求する事よりも
紫陽花の持つ由来成分の研究が行われ
副作用の克服誘導体や自己免疫疾患の治療薬
といった研究の方が進んでいます。
そうしたことでも紫陽花を食べて
中毒症状を起こす理由ははっきりしていないのです。
つまりは「食べない・食べさせない」を
念頭に置きつつ世に役立つ方向に
進んでいるのが実情というわけです。
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紫陽花葉にも毒が!?添え物に使って食中毒にならない?
過去ではありますが、
料理に添えられていた紫陽花の葉を
口にしてしまった事で食中毒が発生しました。
実際に季節の茶菓子として、
紫陽花の葉に水ようかんを
乗せて出せばとても涼しげに見えますし、
実際あじさいの葉を模したビニールに
添えられたりしたのを見た事があります。
本物に乗せた方がもっと綺麗・・・。
確かにごもっともです。
葉に乗せる程度でしたら問題は無いですが、
口に含んで咀嚼をし飲み込んでしまうと危険です。
人の口に入るものに添えるのは、
安全面などを考えたら出さない事に
越した事は無いと思います。
綺麗ではありますが、
安全とは言い切れない事をするよりも
安全である事を考えた方が
心遣いになるのでは?と思います。
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