”福豆”って言われると
連想するのは節分!
食べ物を粗末にしちゃいけません!
って教えられているけど、
この日だけは豆をまくのには
どんな意味があるのでしょうか?
そして栄養やカロリーは??
今日は福豆について解説します。
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福豆とは?節分でまく由来はどこから?
「鬼はー外!福はー内!」
と言いながら
部屋の中や外へとまく「福豆」
材料は「大豆」
生のままでは使用せず、
必ず煎った大豆でないと福豆になりません。
大豆を煎る理由は?
それには諸説ありますが、1つには
古くは家に土間という土の床の部屋があり、
そこにまいた豆から芽が出ると
災いが起こるとされていたこと。
2つ目は、大豆は煎ることで硬さを増し、
災いを起こす鬼にぶつけて退治をするのに
よいという云われなどから由来しています。
煎った豆は豆まきをする夜まで
神様にお供えをする際に使う
三方や、枡などに入れ、神棚に
供えておくのが古くの豆まきの準備です。
地方に寄っては異なりますが、
一般的には豆まきが終わったら
1年の無病息災、厄除を願い
数え年の分の福豆を食べます。
また一部地域では福豆の代わりに
落花生をまくところもありますが、
これには地面にまいても実が汚れない
という理由から独自の豆まきとなりました。
他にも古くは米・麦・かちぐり
なども使われて来ました。
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福豆の栄養やカロリーはどれくらい??
福豆はいわゆる大豆です。
『畑のお肉』と言われるほど
良質なたんぱく質を含んでいますが、
同時にでんぷん質も含んでいます。
でんぷんは体内で分解されて糖になるので
食べた分だけの糖を摂る事にも繋がります。
福豆のカロリーは、
100gでおおよそ400kcal
結構なカロリーですが、1粒=1kcal
歳の分だけ食べると考えたら
どうでしょうか?
しかもかなり硬いので噛みごたえもあり
食べているうちにお腹も一杯になります。
そう毎度、福豆を食べるという事は
無いとは思いますが、
残った福豆を何も考えずに食べてしまうと
高カロリーにつながると思います。
注意しましょう!
福豆の作り方やレシピは?
福豆を煎るって、大豆を
買ってきたままを煎るのとは少し違います。
実際には乾燥させたるする日数もあるので
場合によっては3~4日前から用意します。
大豆を適量用意し、水で洗った後に
たっぷりの水に7~8時間浸しておきます。
翌日ザルにあげて乾燥させ、
しっかり乾燥したらフライパンなどで
焦げないように
弱火で中がカラカラになるまで乾煎りをします。
間に電子レンジなどで
水分を飛ばすと時短が出来ます。
余った福豆は粉にしてきな粉にしたり、
炊込みご飯の具材や煮物などにするなど
使い道は色々あります。
薄皮が浮いて来ますので、
気になる場合は先に取り除きましょう。
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