食欲の秋。
中でもみずみずしくシャリッとした食感が特徴の
梨が好きだと言う方も多いのではないでしょうか?
おいしくてつい食べ過ぎちゃうこともあるかもしれませんが、
梨は食べ過ぎには注意しなくてはならないことがあるのです。
今回は梨を食べ過ぎるとどうなるのか?
注意事項などご紹介します。
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梨を食べ過ぎるとどうなる?冷え症や腹痛・下痢に!?
梨は水分が多く消化が良くない果物で、
体が冷え、お腹を壊しやすいものでもあります。
通常、梨特有のシャリシャリとした食感を作っている石細胞には、
適量であれば食物繊維と同じような働きをしてくれるため、
便秘解消などの効果が期待できます。
しかし食べ過ぎると
食物繊維の作用が過剰に働き消化不良を引き起こします。
そして梨にはゾルビトールという便を柔らかくする成分も含まれており、
この成分を過剰に摂取すると消化不良を引き起こします。
さらにアスパラギン酸という解熱作用があるため、
食べ過ぎるとお腹を冷やしてしまい冷え性を誘発したり、
既に冷え性の人の症状を悪化させてしまうことがあります。
このように梨を食べ過ぎるとお腹の調子を壊しやすく、
腹痛や下痢などの症状を引き起こしやすくなってしまいます。
冷えた梨は身体やお腹に異変を起すことがあるため、
心配な方はレンジ加熱して食べることがおすすめです。
体を冷やすアスパラギン酸は、
温めることで咳止めの効果があると言われています。
季節の変わり目で体調を崩し、
風邪の初期症状で咳が出ている時にもおすすめです。
変色した梨は食べれる?変色防止方法は?
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梨を食べ過ぎるとアレルギー症状が出ることも!?
梨を食べて吐き気を感じた場合は、
食べ過ぎたことによる消化不良が原因かもしれません。
しかし、吐き気とともに舌がピリピリするような感覚や
唇の痛み・腫れが起きている場合は果物アレルギーが原因かもしれません。
特にゴムアレルギーや花粉症を持っている方は可能性が高いと考えれます。
様子を見ながらあまり改善しない場合は、
自己判断をせず病院にかかることをおすすめします。
梨の食べ過ぎは太る!?
梨のカロリーは100g約43kcal。
中サイズの梨1つの可食部だけで281gになるため、
約121kcal摂取することになります。
梨1個のカロリー!りんごと比べると?
適量摂取であれば梨に含まれ得る食物繊維や利尿効果により、
まず太るという心配をすることはありません。
しかし、食べ過ぎると太る可能性があります。
梨は低カロリーではありますが、
1食置き換えダイエットに使うには不向きな果物と言えます。
なぜなら梨は全体の9割が水分で、すぐにおなかが空いてしまうため、
他のものを食べ過ぎてしまう危険性があるからです。
1日の梨の摂取量の目安は、
中くらいの梨1個程度の200gと定められています。
食べ過ぎすぎるとお腹を壊したりアレルギー症状が出たり、
カロリーを摂りすぎてしまうことに繋がります。
ただし適正量の摂取であれば、
便秘やむくみ解消などの嬉しい効果も期待できます。
ぜひ梨を適度においしく食べましょう。
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