春の香りがする桜の塩漬け
春の節句に手作りで桜餅を作ったりするほか、
実に使い方が豊かな漬物です。
桜の香りがとてもよい桜の塩漬け、
手作りする事も出来ます。
では、桜の塩漬けの使い方や、
作り方などご紹介したいと思います。
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桜の塩漬けの塩抜き方法は?
桜の塩漬けはそのまま使うには
塩辛いので塩抜きが必要になります。
しかし、絶対という訳ではなく、
桜の香りと塩味を活かした料理では、
軽く塩を洗い流す程度で使う事もあります。
桜の塩漬けには
花の部分と葉の部分と2種類あります。
春のお客様の訪問に出すと
風情のある「桜茶」がありますが、
これはほどよい塩味と桜の香りを楽しみたいお茶。
こうした風味や香りを楽しみたいものの場合は、
お湯に5分ほど桜の塩漬けを浸して塩抜きし、
湯のみに塩抜きした桜の花を一房入れたら湯を注いで、
色づいた漬けていた湯をティープーン1杯入れて使う!
という方法があります。
また、葉の塩漬けは桜餅で使いますが、
その場合には水に20~30分、
1枚だけ塩味を見るのに犠牲の1枚を作り、
好みの加減を見ると良いでしょう。
好みがありますが甘い桜餅に
やや塩加減が残る葉の方が味の調和がよい気がします。
桜餅を巻く葉には裏表がある!?葉の種類は?
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桜の葉の塩漬けの作り方!ソメイヨシノでも作れるの?
市販で販売している桜の塩漬けは、
「大島桜」という品種の桜を主に使っていますが、
とてもポピュラーな「ソメイヨシノ」では作れるのか?
実際に作られている方も多く、
色は薄い色ですが淡い桜色もまた優しい色で素敵です。
葉の塩漬けにおいても作っている方も多く、
葉は柔らかい葉を摘んでおく必要がありますが、
ただ食用として食べるには葉が硬く、
ソメイヨシノの母体でもある
大島桜の葉は柔らかく食用に向いているのです。
その為、ソメイヨシノの葉で作った塩漬けは
あくまでも「風味を付ける飾り用」として!
葉を食べないバージョンの桜餅などに使用します。
花は割と簡単に作る事はできますが、
公園や公共の場の桜は取ると罰せられる事もあるので、
自宅に桜の木がある場合にだけ作りましょう。
7~8分咲きのソメイヨシノの花を優しく水洗いし、
水気を切ったらジップ付きの袋に
全体がまぶせる程度の塩とレモン汁適量を加えて、
全体にまぶす様に振って、
空気を抜いて冷蔵庫で1週間~10日寝かせます。
取り出してキッチンペーパーに
重ならない様広げ半日~1日
日陰で干して熱湯消毒した瓶に入れ、
仕上げに塩を振ってまぶし完成です。
桜にできる実とさくらんぼの違い!
桜の塩漬けはご飯やおにぎりにピッタリ!
桜の塩漬けを使ってご飯に混ぜて、
お祝い事やお弁当に持って行きませんか?
塩抜き不要!
桜の塩漬けをそのまま刻み、
温かいご飯に加えて混ぜるだけ!
飾りに桜を使うのであれば、
飾り用はぬるま湯に5分程付けて水分を
キッチンペーパーなどで取ってから使いましょう!
春らしいご飯の完成です!
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