ひょろりと長い魚の代表として、
アナゴとうなぎがいますね。
お寿司のネタであったり、
白焼きや蒲焼きと調理法も似通っている・・・
どんな違いがあるのかご存知でしょうか?
アナゴとうなぎの違いをとことん追求!
ご紹介します!!
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アナゴとうなぎとハモの見た目の違いは?
アナゴとうなぎはどちらも円筒状で
1m程度の体長で、とっても似ているその見た目。
どちらも”ウナギ目”の魚で、
アナゴは「アナゴ科」
うなぎは「ウナギ科」
と分けられている
いわば”いとこ同士”の様な関係です。
見た目などの違いについては、
以下にまとめてみました。
アナゴ
体の両側に線状に感覚器である
各孔の白斑点が見られ、
この白斑点は頭にも見られ、背びれ下にも
一列に並び、尾の先は尖っています。
うなぎ
見た目はアナゴに類似していますが、
アナゴにある白斑点がなく、腹びれもありません。
尾びれの先が扇形です。
体の両側に線状に感覚器である
各孔の白斑点が見られ、
この白斑点は頭にも見られ、背びれ下にも
一列に並び、尾の先は尖っています。
うなぎ
見た目はアナゴに類似していますが、
アナゴにある白斑点がなく、腹びれもありません。
尾びれの先が扇形です。
白い斑点があるのが「アナゴ」無いのが「うなぎ」
と覚えれば解りやすいですね!
また、細長い魚には「ハモ」がいますね。
京都の夏の風物詩ですが、
これも同じウナギ目「ハモ科」の魚です。
アナゴととても似ているとされていますが、
口が尖っていて歯が明らかに鋭く、
身は小骨が多いのがハモの特徴です。
アナゴとうなぎの値段の違いは?
うなぎの方が上質だとか、アナゴの方が劣る!
といった優劣を付けるのはお門違いといえます。
どちらも美味しい魚で、
江戸前のアナゴといえばとても上品で
甘く煮詰めたツメで頂くアナゴの握りは格別!
アナゴとうなぎの値段の違いは、
現在どちらも漁獲高が減っていたりもするので、
それほど差が無い様にも思いますが、
特に国産活うなぎは
絶滅危惧種にもなっているほど漁獲が少なく、
そうした意味でも高い設定がされていると言えます。
輸入うなぎの蒲焼き等では国産アナゴと比べれば
値段も逆に国産の方が高価であったりします。
つまり原産がどこか?
の違いで価格に差が出ているという事だと思います。
古く江戸時代のうなぎの蒲焼きは、
蕎麦と価格が同じだったともいいますし、
そもそも高いものではなかったということですね。
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アナゴとうなぎの栄養やカロリーの違いは?
アナゴとうなぎの主な栄養分を比べてみましょう。
※可食部100g
アナゴ…161kcal
脂質…9g
コレステロール…140mg
ナトリウム…150mg
カリウム…370mg
カルシウム…75mg
マグネシウム…23mg
うなぎ…293kcal
脂質…21g
コレステロール…230mg
ナトリウム…510mg
カリウム…300mg
カルシウム…150mg
マグネシウム…15mg
こうして並べるとカロリーもですが、
気になる脂質やコレステロール値は
うなぎの方が高めですね。
食べ続ける事はそう無いと思いますし、
どちらの脂質にはDHAやEPAを含んでいます。
ヘルシーに食べるならアナゴ、
夏バテ防止で食べる土用の丑の日に
うなぎが選ばれる理由も納得です!
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