寒い時期に多い事故の1つである
一酸化炭素中毒!
体に顕著に症状が起きても
風邪の症状に似ているため
重度になってしまう事もある様です。
さて、一酸化炭素中毒の症状とは
どんなものでしょうか?
解説してまいりたいと思います。
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一酸化炭素中毒の症状は?原因はストーブなどから?
実際に一酸化炭素中毒かどうかの診断は
血液検査などに基づいて行われますが、
自宅などではそうした検査は出来ないので
目視や症状で対応していかなければ
思わぬ重大事故に繋がります。
・軽度
頭痛・吐き気・めまい・集中力の低下・
嘔吐・眠気・体調不良
・中度~重度
判断力の低下・意識喪失・痙攣発作・
胸痛・息切れ・低血圧・昏睡
頭痛・吐き気・めまい・集中力の低下・
嘔吐・眠気・体調不良
・中度~重度
判断力の低下・意識喪失・痙攣発作・
胸痛・息切れ・低血圧・昏睡
軽度の場合は窓を開けて
新鮮な空気を吸う事で回復できますが、
中度ともなると自力での活動が
難しくなるため救助が必要となります。
重度ともなると致死量に相当し、
稀に回復した様にみえても数週間後に
記憶喪失や体調不良、視力障害
などが現れる事があります。
また、危険なのは眠気などが
一酸化炭素中毒の症状と認識がされないため、
そのまま眠ってしまい結果
重度の中毒や死に至ってしまうまで
一酸化炭素を吸い込んでしまう事。
他にも軽度の場合風邪やインフルエンザの症状に
とても似ている事が事故に繋がる原因でもあります。
石油ストーブやガス暖房器具、薪ストーブや
暖炉など使用される場合には
適度な換気が重要となります!
二酸化炭素中毒の症状!その濃度や対処法は?
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一酸化炭素中毒の濃度の違いで起こる症状は?
一酸化炭素中毒の症状には
空気中の濃度や、吸入時間などが
重要になりますが、
実際に目に見えない状態なので計り知れません。
一般的には、
0.04%
1~2時間で前頭痛や吐き気、
2.5~3.5時間後に頭痛
0.16%
20分間で頭痛・めまい・吐き気。
2時間で死亡
0.32%
5~10分で頭痛・めまい、30分間で死亡
1.28%
1~3分間で死亡
1~2時間で前頭痛や吐き気、
2.5~3.5時間後に頭痛
0.16%
20分間で頭痛・めまい・吐き気。
2時間で死亡
0.32%
5~10分で頭痛・めまい、30分間で死亡
1.28%
1~3分間で死亡
0.04%とは5立方メートルの部屋に、
2リットルのペットボトル1本分の
一酸化炭素を混ぜたくらい。
それほどの量で体調に
変化を及ぼす程毒性が強いのです。
室温が下がるから・・・と
窓を開ける事を拒まれる方も多いですが、
30分に1回、1分程度の換気が必要です!
結露を防ぐ冬の換気の仕方や時間!
一酸化炭素中毒の治療方法は?後遺症は残ったりするの?
まず予防は
暖房機器の適切な設置と換気です!
排気口なども定期的に点検などを行いましょう。
軽度の場合は新鮮な空気を吸うこと。
中度の場合は医療機関での受診を行いましょう。
重度の場合は高圧酸素治療などが施されます。
また、重い後遺症を残すこともあり、
主に知能低下や記憶障害、感覚異状や
行動異常といったものが報告されています。
何年も経過し痴呆症という症状で
後発性の症状が出る事もあります。
中毒を起こしたまま眠ってしまい、
そのまま思わぬ火災事故などにも
繋がったりもしますのでぜひご注意を・・・!
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