節分と言うのは陰陽道で言うところの
1年の区切りの最後の日となります。
つまり2月4日からがスタートという考え方なのです。
そしてその1年の大晦日でもある節分に
厄祓いをすることで、今の豆まきにつながっています。
そして豆まきの由来には中国の習俗が伝わったと言われています。
豆というのは魔滅(まめ)魔目(まめ)ということに通じ、
魔目に豆をぶつけて魔滅に通じるということになります。
炒った豆を使うのは陰陽五行説といってすべてに
木、火、土、金、水という意味があります。
宇宙のものはすべてこの5つの質からでいているという説があり、
鬼は金といわれ、金を壊すのは火ということから、
必ず豆を火で炒るということになっています。
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豆まきの豆の食べ方ちゃんと知っていましたか?
豆まきの豆の正しい食べ方は豆まきを行なったら、
必ず炒った大豆を自分の年齢プラス1個食べるようにします。
昔は満年齢で数えたことから一個プラスして食べます。
でも年齢が高くなるとたくさんの豆を食べることになってしまいます。
そこでどうしてもそんなに食べられない、
でもやっぱりせっかくの昔からの言い伝えを実行したい・・・
と思っている人は、
炒った大豆にお湯をかけて豆茶にしてそれを飲みましょう。
せっかくだから縁起よく、おいしい豆茶にしたかったら、
塩昆布少々、梅干少々と豆をお茶わんに入れてお湯をかけて豆お茶を飲みましょう。
梅干しも毒消し、塩昆布はよろこぶにつながるので豆まきの後には最適ですね。
節分の縁起の良い食べ物にはいわしやクジラも!?
豆まきはいつから始まったの?由来から考える
豆まきはいつから始まったのでしょう。
これは平安時代の宮中での厄祓いの行事から始まったと言われています。
陰陽師が宮中のまつりごとをすべて行なっていたとも言われているこの時代、
年の節目に鬼を退治るという行事がこの豆まきなのです。
そして実はこの鬼の正体がいわゆる鬼の絵から分るのです。
鬼のパンツは虎柄と決まっています。
これは実は陰陽道の鬼門という考え方があったのです。
鬼門は東北の方向であり、この方向なら邪気来るとされています。
この鬼門の方角が丑虎の方向になるということから、
角の生えた丑の姿に虎柄のパンツということになっているのです。
この鬼門からくる邪気を鬼に例えて、
それを追い払うということがこの豆まきだったのです。
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豆まきはいつまでに行なうのか?
豆まきの由来から考えると、
2月3日が1年最後の日、
2月4日は新しい新年
という陰陽道の考え方から始まったものです。
そしてその最後の3日に
1年分の邪気を追い払うということですので、
3日の23時59分59秒までに行なうということになりますね。
鬼は夜来るということになっていますので。
なるべく夜暗くなってから始めるようにしましょう。
そしてすっきりした気持ちで新しい年を迎えるということになります。
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