気がついたら買って置いた食パンがカビだらけ!
・・・なんて季節は食中毒になりやすいですね。
カビ以外にも食中毒を起こす要因は様々ですが、
症状には、どんなことがあるのか?
どれくらいの時間で発症する??
などなど・・・
今日は、カビによって起こす食中毒についてお話します。
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カビによる食中毒の症状は?
カビによる食中毒の症状は、
そのカビの菌によっても症状は様々です。
また、”カビ”とは、眼に見えて分かる菌に
対してのことを言い、
カビ自体が死滅しても毒性だけが残り、
実は目に見えなくてもカビ菌による
毒により食中毒を起こす事があります。
カビによる食中毒の主な症状としては
腹痛や吐き気、嘔吐・下痢や血便などです。
また、発がん性のあるカビの毒性は長期的に
取り続けた場合に起こり、少量を短期間で
摂取してしまった場合には、リスクは少ないと言えます。
カビ毒で主なものを以下の様にまとめてみました。
・アフラトキシン
ナッツ類・穀類(とうもろこし等)・香辛料などに汚染例あり。
肝臓障害・発がん性
・デオキシニバレノール
穀類(麦類等)に汚染例あり。
主な毒性:消化管障害・免疫毒性
・パツリン
リンゴに汚染例あり。
主な毒性:脳・肺浮腫・臓器出血
・オクラトキシン
穀類(麦類・トウモロコシ等)・コーヒー豆やレーズンに汚染例あり。
主な毒性:肝臓障害
・フモニシン
トウモロコシ
主な毒性:肝臓がん
ナッツ類・穀類(とうもろこし等)・香辛料などに汚染例あり。
肝臓障害・発がん性
・デオキシニバレノール
穀類(麦類等)に汚染例あり。
主な毒性:消化管障害・免疫毒性
・パツリン
リンゴに汚染例あり。
主な毒性:脳・肺浮腫・臓器出血
・オクラトキシン
穀類(麦類・トウモロコシ等)・コーヒー豆やレーズンに汚染例あり。
主な毒性:肝臓障害
・フモニシン
トウモロコシ
主な毒性:肝臓がん
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カビによる食中毒、発症する時間はどれくらい?
カビによる食中毒は、実際には長期に渡り
大量に継続して摂取しなければ起こる事はありません。
しかし、個人差やその時に免疫低下などを
起こしている場合には
意識障害や呼吸困難などの症状が出ることもあります。
その潜伏期間や発症までの時間については
明確には出来ません。
「おかしいな?」と思った時点で、
早急に病院へ行く事をおすすめします。
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カビによる食中毒は加熱で予防できる??
実はカビ自体は熱に弱く、
加熱調理で死滅させることは出来ます。
しかし、カビが発生させるカビ毒は加熱に強いです。
そのため、食品自体が汚染されている場合には
全てを除去する事が困難な事もあります。
また、カビ毒に汚染された食べ物を
直接、食べて取り込む場合もありますが、
カビ毒に汚染された飼料を食べて育った
家畜を経由して摂取してしまう事もあります。
基本的には食品衛生法に基づく基準値にて、
検査の義務付けがされている国もありますが、
予防策としては、眼に見えるカビが生えているものは、
諦めて処分するという方法がよいと考えられます。
カビを削って食べるという事もある様ですが、
その時点で食中毒を起こす毒素を発していたら・・・と思うと
思い切って処分しておいたほうが、身のためと言えますね。
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