中耳炎になると耳から膿が出ますが、
いつまでこの状態が続くのか?
完治までとても日数がかかるという中耳炎、
膿はどう出したらよいのでしょうか?
今日は中耳炎の膿の出し方や、
固まってしまった場合などご紹介したいと思います。
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膿が出る滲出性中耳炎になる原因とは?
耳から膿が出る症状は、
まず通常からすれば異常な事です。
中耳炎で耳から膿が出る症状は、
滲出性中耳炎(しんしゅつせい)という状態です。
耳の痛みや腫れといった症状である急性中耳炎から始まり、
ここできちんと完治していればよいのですが、
治り切らずにそのまま症状が
進んでしまったものが滲出性中耳炎です。
鼓膜の内側にある中耳というところで
膿(浸出液)が溜まった状態です。
これは体内から出て来たものなので、
外から入り込んだ物ではありません。
耳と鼻を繋いでいる耳管を通って
浸出液が排出されるのが普通なのですが、
中耳に溜まってしまうその原因には、
副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎、高齢や鼻すすり、
他にも体質であったり生活習慣などといった
多くの要因があります。
大人の中耳炎の原因や症状!
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中耳炎の膿の出し方は切開するしかない!?
中耳炎は中耳に溜まった膿を出してしまった方が
痛みが和らぎ軽減されるといいます。
しかし、まだ耳垂れは出ていない状態で
素人が耳の奥を突いただけで出て来るものでもなく大変危険です。
膿を出す場合には耳鼻科での切開が必要となります。
鼓膜に小さな穴を開けて、
膿の出口を作る様にチューブを留置します。
そこからタラタラと耳垂れが出るので、
耳の入口付近は綿棒で拭ってあげればよいのですが、
耳の奥には綿棒を入れてはいけません。
自然と膿が出るまではそのまま!
処方された薬を正しく服用するか点耳する様にします。
耳の奥に小さな穴が開いている状態なので、
お風呂で耳に水が入らない様な注意をしてください。
中耳炎が治るまでの期間!
中耳炎の膿が固まると大変!鼻から黄色い膿が出ることも?
膿が固ることによって引き起こす支障は、
耳が聴こえにくくなってしまったり、
難聴、耳鳴り、耳痛といった症状を引き起こします。
そのため、耳垂れが続いている間の通院で
膿の吸引や固まった膿を取除く処置はとても必要です。
また、中耳炎で膿が出ている状態の時に、
鼻から膿が出る事もあります。
鼻と耳は繋がっているので、耳から出ている膿が
鼻を通って鼻水として出て来る事も稀な事ではありません。
黄色いものが鼻から出て来て驚かれるかもしれませんが、
それだけ鼻と耳が繋がっている事がわかります。
そうした場合にはこまめに鼻をかんで
膿を出してしまうという方法も有効ですが、
強くかんだりする事がない様に。
そして両鼻ではなく、
片方ずつ鼻をかむ様にしてください。
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