浅草羽子板市

トレンド豆知識

浅草羽子板市の日程時間!羽子板の価格と粋な買い方の意味は?


浅草羽子板市の画像

12月に行われる浅草羽子板市

師走の風物詩であり一気に年越しや新年を
迎えるムードが高まるものですよね。


浅草羽子板市の由来や意味はご存知でしょうか?


なぜ、羽子板なのか・・・?
詳しくご紹介しましょう。


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浅草羽子板市を行う意味やその由来は?


浅草羽子板市は、元々毎年18日に浅草寺で行われている
観音様の「ご縁日」に由来します。


中でも江戸時代より毎年12月17・18日は、
境内で「歳の市」と呼ばれる

正月用品や縁起物を売る日ということもあり、
より華やかに人が多く集まりました。

人々が賑わう江戸随一の市として現在も流れを汲んでいます。



なぜ羽子板か?


羽子板で遊ぶ際に使う「おい羽根」が
害虫を食べる”とんぼ”に形似ている事から、
悪い虫が付かないようにという意味であったり、


「おい羽根」の先に付いている”豆(むくろじ)”の部分が
「魔滅(まめ)」に当てられていて、魔除けの意味であったり、


豆(まめ)に暮らせるようにといった縁起を担いで
江戸後期には女児の誕生に羽子板を贈る

・・・といった風習が始まりました。


正月の縁起物として「歳の市」で扱う店が増えたことで、
現在も同様に羽子板を売っているのです。


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浅草羽子板市の羽子板の価格はいくら?粋な買い方は?


羽子板市で売られる羽子板の価格
・・・気になりますよね!


出かけた事がある方ならご存知ですが、
「値段が付いていない」のです!



では、どうやって買い物をするのか・・・?

まずはお店の人に羽子板の値段を伺い、
価格交渉をし最終的に価格が決まるのが一般的。


上・中・下段とあったなら、

一番下にある小さめの羽子板で3,000~5,000円
中盤の一般的な羽子板のサイズで10,000~20,000円程度、




とても豪華な飾りが付いたものは、
それ以上で数十万円するものもあります。


場合によっては値札が付いたものもある様なので、
そうしたものを買うという方法もあります。



しかし、この値段交渉が実は江戸の粋な買い方
値下げ交渉しつつも”値切った分をご祝儀として渡す”


つまり交渉を楽しみ当初の価格で支払うのが
通で粋な買い方とも言われています。




浅草羽子板市の日程や開催時間は?


浅草羽子板市は毎年同じで、観音様の縁日を挟む
12月17・18・19日です。


時間朝9時~夜21時頃としています。


境内では縁日・屋台と約50店ほど出ているので
ゆっくりとその場の雰囲気を楽しむのも楽しいですよ!



毎年3日間で約30万人もの参拝者や
羽子板を買い求めたりといった来場者が多く、

かなり混雑するので
お子さん連れの場合は迷子にご注意を!


浅草寺に専用駐車場などがなく、
周辺の有料駐車場などもすぐに満車になるので
公共交通機関の利用が安心です。

 

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