ツツジ属に含まれる”さつき”
5月のゴールデンウィークあたりに
見ごろを迎え満開に咲きます。
身近な場所で見る事が出来るので
親しみのある花の1つです。
これから育ててみようかな?
今育ててるけど増やせるの?
さつきの育て方の疑問について
詳しくご紹介したいと思います。
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さつきの増やし方や植え替えの時期はいつ?
お庭の生け垣などで育てている方も
いらっしゃると思います。
自分で増やしてみたいけど、
どうしたらいいのかわからない・・・。
増やし方には2種類あります。
・挿し木
・取り木
”挿し木”で増やす方が一般的です。
梅雨の時期が最も適した季節です。
親木からその年に育ち伸びた枝(新梢)を
水に浸け、ナイフなどで切り戻します。
素焼きの鉢やプランターに
小粒や微粒の鹿沼土を入れ挿します。
切り口に成長促進剤などを付けてから
挿せば確実に発根します。
そのままでも構いません。
その後は直射日光や冷たい風などが
当らない場所に置き、毎日水やりを行います。
挿し木後、約2ヶ月程度で根が張り、
半日陰で慣らしてから植え付けます。
植えた後、2週間後に油かすなどを
根元部分に置き肥を与えましょう。
根詰まりを起こしやすいさつきは、
3年に1度を目安に植え替えを実施。
水やりをしている際に、
水の通りが悪いと感じたときは
根詰まりを起こしてしまっていますので
植え替えを行ってください。
花の終わった後、
梅雨の前に行うのが適しています。
さつきとつつじの違い!花言葉や見分け方は?
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鉢植えでのさつきの育て方は?
鉢植えでもホームセンターの園芸コーナーなどで
販売されているのを見かけると思います。
さつきは半日陰、
水気の多めの場所を好みます。
直射日光や乾燥にめっぽう弱く、
返って日陰で水分が覆い土を好みます。
鉢は水はけが良すぎる素焼きの鉢ではなく、
どちらかといえばプラスチック製の鉢が
適しているといえます。
花が終わり梅雨も開けた頃は
気温も日差しも強くなります。
木漏れ日程度の場所に置きましょう。
肥料は、花後と9月中旬頃、
油かすを置き肥します。
さつきの剪定時期はいつ?気をつける病気って??
剪定は花が終わった後に行いましょう。
7月の中旬頃に行うと次の年に咲く
花の蕾が出来なくなるので早めに行いましょう。
さつきの剪定は風通しをよくし、
害虫をつきにくくさせるものですが、
絶対とはいえません。
さつきの病気は”害虫”によるものがあります。
”ベニモンアオリンガ”という
通称「つぼみ虫」の幼虫が蕾の根元を食べます。
結果、花が咲かないという症状を起こします。
1.5センチ程の薄緑に
赤橙の斑点を持つ幼虫です。
さらに”ツツジグンバイ”という
葉の裏に付く虫で、樹液を吸い葉裏に
細かな糞が付着します。
最後に”ルリチュウレンジ”という
緑に複数の黒斑のあるいも虫で、葉を食べます。
捕殺かカルホスなどの薬剤を散布することで
駆除することができます。
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