花が咲かない季節にひと際色濃く、
どこか凛とした印象を持った花「椿」
椿の花言葉ってご存知ですか?
そして街路樹や庭木として何気に見かけますが、
花の咲く時期っていつなんだろう?・・・
今日は、椿の花言葉などについてお話します。
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椿の花言葉や由来は?赤、白、ピンク。色別で意味が違う!?
椿の花言葉は総称では
・控えめな優しさ
・誇り
色別にも花言葉を持っています。
赤
・控えめな素晴らしさ
・気取らない優美さ
・謙虚な美徳
白
・完全なる美しさ
・申し分のない魅力
・至上の愛らしさ
ピンク
・控えめな美
・控えめな愛
・慎み深い
花言葉の由来に「控えめな」と
つくものが多いとお気づきでしょうか?
椿に香りがないことに
由来していると言われています。
・・・?
香りのある椿もあるじゃない!
って思われた方もいるかもしれませんね。
それは似た様な時期に
咲いている「サザンカ」です。
サザンカは、椿と同じツバキ科の常緑広葉樹です。
見た目はとてもそっくりですが、
香りの違いや葉、花の落ち方など違いがあります。
山茶花(サザンカ)の花言葉!椿との違いや見分け方は?
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椿には裏の花言葉がある!?
椿には「罪を犯す女」という
ちょっとショッキングな
裏の花言葉があります。
オペラで有名な「椿姫」から
来ているとされています。
赤と白の椿を身につけ社交会に現れる
主人公、娼婦マルグリッドの愛称。
相思相愛の仲だった彼とのことを
よく思っていなかった彼の父からの妨害。
マルグリッドは不誠実を働いたことにして
彼の元を離れ、彼がマルグリットの真情を知り
旅先から駆けつけた時には・・・
もう彼女はこの世の人ではなかった
という意味から付けられたそうです。
椿の開花時期はいつからいつまで?
椿の花が咲く時期は12月~4月。
開花後、気象条件などにもよりますが
3~4日で花が落ちます。
花びらが散るタイプではなく、
花自体がポロっと落ちるので、
「首が落ちる」様に見える事から、
贈り物などでは避ける傾向があります。
ただ、中にはそうした古くからの
言われにとらわれず
潔く落ちる花のその様が好きだ
という方もいらっしゃいます。
なお、先にお話しした「サザンカ」は、
野生種だと10月~12月、
カンツバキ系品種群のものなら
11月~3月です。
椿は耐寒性が強いのですが、
実際にはサザンカは耐寒性に弱い性質です。
そのため同じ時期に咲いているものは、
交雑種された耐寒性に強い
カンツバキ系品種のものです。
もう少しだけ椿の花についてご紹介しましょう。
古くから日本人に愛されている花ですが、
ヨーロッパでも愛されていて、
「情愛の花」とされています。
中でもデザイナー「ココ・シャネル」が
最も愛した花として、
シャネルでも人気の高い「カメリア」は、
椿の花をモチーフにしたコレクションとして
今でも多くの女性に愛されています。
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