秋に河川敷などに生えて風になびく姿に
秋らしさを感じさせる「ススキ」
極ありふれた多年生草本ですが、
ススキにも花が咲くのをご存知でしょうか?
案外と知られていないススキの花。
今日はススキの花についてご紹介します。
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ススキの花の季節や時期は?
ススキは8月~10月に咲くイネ科の植物です。
花の特徴としては、枝分かれした
枝に密集して小穂が密生します。
小穂の先から細長い刺が伸びて、
鉤(かぎ)の様に曲がっています。
これを「芒(のぎ)」と言い、
ススキの最大の特徴です。
秋の七草の1つでもあり、
十五夜などに飾る風習があります。
「薄」と書く他、「芒」「尾花」とも言われます。
秋の七草の種類と花言葉の意味!
ススキの花言葉は?由来って?
ススキの花言葉は
「勢力」や「活力」
他には「秋風に想いをのせて」なんてものもあります。
後者の方が、なんとも秋らしく、
ススキらしい感じがしますね。
しかし、「勢力」「活力」が主流で、
とても影の薄い植物ではあり、
「枯れススキ」のイメージが強いですが、
ススキの繁殖力旺盛な特徴から来ているとされています。
花も咲かない様な土地に根をおろし、
広く繁殖する様から「勢力」「活力」という意味も納得です。
月見のお供えに持ち入れられたのも、
この特徴からで旺盛な生命力にあやかったものです。
十五夜のお供え物の意味は?
他に、収穫物を悪霊から祓ったり、
翌年の豊作をそのススキの繁殖力と
重ね祈願する意味で備えられています。
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ススキの花粉の時期は?花粉症の人にも影響が!?
ススキの花の季節は
9月下旬~10月上旬とされています。
夏至を過ぎた頃から花をつけ始めます。
花粉症と関係があり、
ススキの花粉で花粉症を発症させると、
他のイネ科の植物の花粉に対しても
アレルギー反応を起こす様になります。
他のイネ科の植物と
花粉症の関係については、
・カモガヤ
・ススメノテッポウ
・ホソムギ
・ハルガヤ
・ギョウギシバ
・セイバンモロコシ
・ナガハグサ
・葦
・ススメノテッポウ
・ホソムギ
・ハルガヤ
・ギョウギシバ
・セイバンモロコシ
・ナガハグサ
・葦
以上の牧草類でも反応を起こします。
うさぎやモルモットを飼っている方であれば
「チモシー」という牧草がポピュラーですね。
年中使う牧草ですが、鼻がムズムズしたり
くしゃみが出る様なことありませんか?
それはペットアレルギーなのではなく、
イネ科アレルギー(牧草アレルギー)かもしれません。
こうしたイネ科の植物の場合は、
刈り取った後でもアレルギー症状が起こりやすいのが特徴です。
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