テレビや新聞などで
「今日は猛暑日です」や
「真夏日です」と耳にします。
暑いに代わりはありませんが、
”猛暑日”と”真夏日”の違いは?
今日はこの2つの言葉について説明しましょう。
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猛暑日と真夏日の違い、熱帯夜の定義は?
気象庁では、0時~24時までを1日とし、
気温の最大値を日最高気温と言い、
気温の違いで言葉の表現が変わります。
日最高気温が35度以上の日を”猛暑日”
日最高気温が30度以上の日を”真夏日”
ちなみに24度以上の日になると”夏日”といいます。
夏の暑さを表す指標である「熱帯夜」は、
夕方から翌日の朝までの最低気温が
25度以上の夜のことをいいます。
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猛暑日と真夏日、気温や温度はどれくらい?
最初に、気温と温度の違いの説明をしますね。
どちらも同じ意味に
捉えられていますが意味は異なります。
気温は大気中の温度です。
地上1.5~2mの高さにて計測用の温度計を
直接外気に当てない様に計測するのが条件です。
最近でも見かける学校の庭にある
「百葉箱」なんかは
気温を調べるものとして有名ですよね。
温度とは、物の温かさや冷たさを表す尺度をいいます。
猛暑日と真夏日の気温については
違いでお話した通りですが、
近年、異常気象とヒートアイランド現象などにより
40度近い気温が夏に続く事も多く、
連日猛暑日なんてことも多くなりました。
続く事はなけれど猛暑日になった日は
古く明治時代にもあり、
大正時代では徳島で42.5度を
記録した日があった様です。
ただ、近年ではこの猛暑日の気温に際して、
アスファルトだらけで地熱が熱を
逃がす事が出来ず、その地面からあがる
照り返しによって体感温度は酷いものです。
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更に湿度が高いと不快指数も高く、
暑さの感じ方は人それぞれ異なります。
真夏日で湿度50%以上
猛暑日で湿度25%以上
で不快指数が高まります。
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また、熱帯地域で育った方と
日本人およびエアコンで育った方とは
能動汗腺の違いでその不快感の違いがある様です。
思春期に発達する分泌機能の1つで、
この能動汗腺の数の違いで
汗をかく度合いも異なります。
近年では冷房により能動汗腺が通常の数
あっても汗の分泌機能が低下し、
汗がかけず、体温調整が出来ずに
熱中症になりやすいケースも多くみられます。
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