天気予報などで
霰(あられ)や雹(ひょう)が降った
というニュースを聞くことがありますが、
この霰(あられ)と雹(ひょう)の
違いをご存知ですか??
それは意外な基準で呼び方が変わるんです!!
そこで、霰(あられ)と雹(ひょう)
この2つの違いをまとめてみました。
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霰(あられ)と雹(ひょう)の違いは大きさのみ?みぞれは??
どちらも「氷の粒」とぼんやり認識している方も
多いのではないでしょうか??
でも、実は違いがあります。
霰と雹の違いは
・霰(あられ)
直径5mm以下の氷の粒の降水のこと
その中でも、白色で半透明な氷の粒の
降水を「雪霰(ゆきあられ)」
半透明な氷の粒の降水を
「氷霰(こおりあられ)」と呼び分けるそうです
・雹(ひょう)
直径5mm以上の氷の粒、
または塊の降水のこと
中には直径50mmのものもあるそうです
ちなみに、この2つに似たもので、
霙(みぞれ)とは、
雪が解けて雨まじりに降る降水のことです。
霰(あられ)と雹(ひょう)は
大きさが違うだけ、とは意外ですよね?
違いが分かったところで、
この2つがどうやって作られたか?
についてご紹介します。
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霰(あられ)と雹(ひょう)はどうやって作られるの?
ニュースなどで大粒の雹が降っている映像を
見たことがある方も多いのではないでしょうか?
なぜこんな氷の粒が
空から降ってくるのか不思議ですよね。
その作られ方は
雹(ひょう)も霰(あられ)も積乱雲の中で作られます。
積乱雲と入道雲の違いは?意味や由来
積乱雲の中は強い上昇気流が吹いていて、
その中で水滴ができ、
下に落ちようとしても上昇気流の力で
また上に上がり、雲の中をグルグルとまわります。
回っているうちに積乱雲の中にある
氷の粒がくっつき、少しずつ大きくなり
氷の塊になっていきます。
そして、上昇気流では持ち上げられない
大きさになった時に
雹(ひょう)や霰(あられ)として
地上に降ってきます。
ちなみに、霙(みぞれ)は水蒸気が
結晶になった雪が地上に降ってくる途中で、
地上の気温が0℃以上の時に
溶けたことで雨と雪が混じって降るそうです。
つまり霙は、霰(あられ)や雹(ひょう)とは
まったく別もの!というくとですね。
では次に霰(あられ)や雹(ひょう)が
降りやすい時期をご紹介します。
霰(あられ)と雹(ひょう)が降りやすい時期や天気は?
霰(あられ)や雹(ひょう)が降りやすい
時期は、積乱雲が発生しやすい時期。
つまり夏場に降りやすいと言えます。
特に初夏に多くみられると言われています。
ちなみに霙(みぞれ)は、
雪が降り始める時期と、降らなくなる時期
つまり冬の初めや春の初めに多くみられるそうです。
霰(あられ)、雹(ひょう)の
違いはわかりましたか?
上空では色々なことが
起こっていることが分かりますよね!!
特に雹(ひょう)が降ると
ケガをしてしまう事もあるので、
天気予報で注意報が出た時は気を付けましょう!!
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