あせも、とびひの違いは？原因や治療方法を比べてみた！

「痒いなぁ～」とあせもや虫さされをかき壊し
皮膚がジュクジュクになった・・・

しまいには水ぶくれが出来て、
どんどん広がってしまい、大変なことになった！！

・・・そんな経験ありますか？

その症状は「とびひ」と言われる症状。

今日は「あせも」と「とびひ」についてお話しますね。

あせもととびひの違いは？

あせもは、赤か透明のプツプツや
水泡が出来て、かゆみや痛みがあります。

とびひは、そうしたあせもや虫さされ後の
かきむしった後に、細菌感染してしまい、

そのかきむしった手により身体のあちらこちらに
同じものが出来てしまうことを「とびひ」と言います。

あせもととびひの原因は？

多く汗をかいた際に汗管（かんかん・汗の出る管）が
詰まってしまい発症するのが「あせも」です。

水晶様汗疹・紅色汗疹・深在性汗疹の
3つの症状があり、原因は以下があげられます。

・水晶様汗疹・・・皮膚表面にある角質層で、汗管が塞がる

・紅色汗疹　・・・表皮有棘層で汗管が塞がる

・深在性汗疹・・・真皮内で汗管が塞がる

そして「とびひ」は、虫さされや汗疹を掻いてしまい、
その傷に黄色ブドウ球菌や、化膿レンサ球菌といった
皮膚などにいる常在菌が入り込んで化膿し、
痛みとかゆみが伴い、身体のあちこちに広がる事をいいます。

「伝染性膿痂疹（でんせんせいのうかしん）」
と言うのが、とびひの病名で人にうつる病気です。

火事で、火の粉が飛び火する様に似ている事から
「とびひ」と呼ばれてます。

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あせもととびひの治療法は？薬は？

あせもの治療法は、水晶性の場合には
特別な治療は必要ありません。

しかし、紅色汗疹の際には、
皮膚を清潔に保ち、塗り薬を塗布します。

あせもが酷い場合には、ステロイド外用を
使用することもあります。

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出来るだけ避けたい場合には、
桃の葉のエキスが配合されたものなどを使用したり、

酸化亜鉛配合のあせも用の軟膏を用いるのもよいでしょう。

とびひの治療法は、迷わず皮膚科もしくは
子供の場合には小児科の受診を行ってください。

そして抗菌薬である飲み薬や塗り薬で
原因であるとびひの細菌を抑えます。

抗ヒスタミン薬や、抗アレルギー薬等でかゆみを抑えたり、
患部の炎症や保護に、亜鉛華軟膏が処方されます。

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