日本人にとって欠かせない調味料の1つである醤油。
開封前のものはどこに保存しているでしょうか?
また、開封後の醤油はどこに保存しているでしょうか?
普段、使い勝手の良いところに保存してしまいがちな醤油ですが、
実は、味や風味の劣化を抑えるために適した保存場所があります。
そこで今回は、醤油の品質保持に適した
保存方法についてご紹介します。
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醤油の賞味期限は容器によって違う?
販売されている醤油の多くはガラス瓶やペットボトル、
他に最近は密封ボトルの3つの容器に入っています。
それぞれの容器の特性として、
1.酸素を通さないガラス瓶
2.酸素が通過させやすいペットボトル
3.醤油を空気に触れさせない密封ボトル
この様な形となります。
醤油は容器を開封することで酸化していくため、
入っている容器によって賞味期限というのが若干変わってきます。
容器別の賞味期限の目安として、
1.ガラス瓶の濃口・再仕込・溜醤油は24か月、
淡口醤油は18か月
2.ペットボトルの濃口・再仕込・溜醤油は18か月、
淡口醤油は12か月と設定されています。
開封後は塩分で腐敗することはありませんが
醤油の酸化が進んでいき色や風味が落ちていくため
1か月程度で使い切ることが望ましいとされています。
なお、開封後の醤油の酸化を抑えるために
2009年に開発されたのが密封ボトルで長く新鮮な醤油を使うことができます。
ちなみに醤油は黒いイメージがありますが、
元々は透明感のある赤色です。
酸化により茶色から黒色にゆっくりと変わっていき
味にもえぐみが出てきます。
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醤油の最適な保存方法は?
醤油の美味しさを保つための
最適な保存場所はどこになるのでしょうか?
醤油の品質を守るコツとして、
光・空気・熱の3つを避けることがポイントになります。
まずは1か月で使い切れる量の醤油を購入し、
開封前は直射日光と高温を避け冷暗所へ!
開封後は劣化を抑えるため冷蔵庫で保存するのが一番最適となります。
中でも減塩醤油は塩分脳が低く
常温保存では腐敗してしまう可能性が高いため、
必ず開封後は冷蔵庫で保存するようにしましょう。
そして開封後が冷蔵庫で保存している醤油が
空気に触れる頻度を減らすため大きな容器から
使い切れる分を小さな容器に移すのもおすすめです。
ちなみに自宅の中の冷暗所としておすすめの場所として、
1~15度を常にキープできる野菜室や
外気温の影響を受けづらい床下収納庫などがあります。
どちらにも保存するのが難しい場合は、
台所周辺で終日日が当たらず、
外気温の影響を受けにくい戸棚などが良いでしょう。
醤油の保存でNGなのはどこ?
醤油の品質保持に適しているのは、
開封前は冷暗所、開封後は冷蔵庫です。
ではその反対に、醤油の保存方法として
向いていないのは台所のどこになるのでしょうか?
・直射日光があたるところ
床に置いて保存してる場合、
時間によって日が当たる場所には置かないようにしましょう。
醤油を美味しく保つためには、
光から守ってあげなくてはいけません。
・流しの下
実際に流しの下に醤油を含む調味料を
保管している家庭も多いのではないでしょうか?
使い勝手が良く直射日光から守ることができる場所ではありますが、
湿気や熱がこもりやすいため気温や湿度が高くなることがあります。
この様な場所はは醤油の劣化の原因となる場所となります。
開封前・後どちらの醤油でも保存しないよう注意しましょう。
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