菊は古くから日本でも鑑賞などで
親しまれて来た花の1つです。
菊の開花時期ともなればお祭りが開かれたりし、
家庭で菊を育てているという方も少なくありません。
これから菊を育ててみようかな?
・・・と思っている方に
今回は菊の育て方や種類、
増やし方といったご紹介をしようと思います。
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菊の種類を大きく別けると?
菊は日本の花の様に思いますが原産は中国。
2つの種類の野菊を交配して誕生し、
平安時代頃に日本に渡って来たといいます。
とはいえ日本にも固有の野菊が自生していて、
そこが起源ともされている様です。
現在多くみられる菊は、そんな菊類が混じり合って
改良されたものも多くイエギクとして存在しています。
ポピュラーなものでは、花の大きさで
違いのある大菊・中菊・小菊
ヨーロッパなどで品種改良された西洋菊や
アメリカへと渡り改良したスプレー菊
ざっくりと分けるとこうした種類があり、
またそれぞれで花姿や色の異なる品種が存在しています。
地味な感じに思われる菊ですが、
高貴な花で天皇家の紋として採用されていたり、
愛らしい丸みのあるものは結婚式に使われていたりします。
派手な花姿の物なども数多くあるので注目してみてください。
菊の花言葉は色で変わる!?
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菊の育て方は難しい?鉢植えの栽培方法や肥料は?
菊の栽培は結論からお話しすると、
大変難しいとされています。
鉢植えで見かけるスプレー菊(スプレーマム)なども
綺麗に育つかどうかも微妙であるとされています。
菊は風通しよい環境で育て、
日光は特に重要で1日最低2~3時間。
本来ならば半日は必要なところを選びます。
酸性の土を好み、肥料食い!
しかし、与えすぎれば株が大きくなり過ぎて
水分がきちんと行渡らないことで葉が枯れてしまうことも。
チッ素・リン酸・カリ。
この3種類のバランスのよい肥料で
ゆっくりと効く緩効性のものを月に1度与えます。
水は土の表面が乾いた時にたっぷりと与え、
鉢植えでは下から水がしたたる位与えてください。
逆に乾燥した状態が続いてしまうと
成長が鈍ってしまうので夏は特に注意が必要です。
菊の切り戻しの注意点!増やし方には挿し木がいい!?
草丈の低い品種もありますが、
基本的に草丈が高くならない様な育て方をします。
株が大きくなりすぎた夏場に
茎や枝を短く切り戻ししますが、
初心者の場合には逆に株が小さく萎縮してしまう
・・・といった失敗に繋がる事も少なくありません。
また、慣れてきた頃には菊を増やす事もできます。
その方法には株分けや挿し木がありますが、
最適なのは挿し木です。
芽が育ってきた茎の長さが15cm以上になる
5月頃が頃合で茎の先端から挿し芽にします。
挿し木にする部分には最低葉が1枚ある状態で切り取り、
切った後は直ぐにポットなどに土を入れて、
水分を充分に与えた後しばらくは日陰で育てます。
根の成長に心配な様であれば、
切った後2時間ほど水に挿してから植える
という水揚げを行なってからでもよいでしょう。
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