様々な花色や柄を持つ「プリムラ」
花の少ない冬から春にかけて色鮮やかな
花を咲かせるので花壇などでも人気ですね。
初めての方でも育てやすいので、
ぜひ、育ててみてください。
今回はプリムラの育て方のポイントについてお伝えします。
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プリムラの鉢植えでの育て方の注意点!種の採取は?
鉢植えを買って来た場合は、日光不足に注意します。
プリムラは寒さに強く
乾燥を苦手としており、日光を好む植物です。
日光不足になると花付きが悪くなり、
また、水が切れると花が痛む原因となります。
土の表面が乾いたな?と思ったら
早めにたっぷりと鉢の下から
水が落ちるくらいに水やりを行いましょう。
自生地などでは多年草で夏の暑さに弱く、
夏越しが出来ずに枯れてしまう事があります。
多くは一年草扱いですが、地方によっては
こぼれ種で毎年咲くところもある様です。
種が落ちるまで花をそのままにし、
鉢の中にこぼれ種から出た芽を別鉢に移植して、
夏は日光を避けた涼しい雨のあたる場所で育てると、
また鉢を増やして育てることもできます。
種を取る時は花が咲き終わるまでに授粉させ、
種を実らせ、花がらは摘み取ります。
また、種を採取して育てる場合は、
5月中旬~6月中旬頃に種まきをし、
ピートバンなどに広げ覆土はせず底面を吸水させて
新聞紙を被せて乾燥させないよう明るい日陰で発芽を待ち、
子葉が出て来たら元気のよいものだけ残し間引きします。
プリムラの色別・種類別の花言葉は?
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プリムラの切り戻しや株分けでの増やし方は?
プリムラの切り戻しは花が終わった後に
茎の付け根からはさみで切り取ります。
種を付けると栄養がすべてそちらへ取られてしまうので、
実際には種は取らず、増やす場合には挿し木を行うとよいでしょう。
他にも終わった花をそのままにしておくと、
花付きが悪くなったり
病気の原因などとなるので切り取ってしまいましょう。
プリムラの増やし方には
「種」以外に、「株分け」する方法があり、
こちらで増やす方が賢明です。
夏越しした株を分けることはとても簡単で、
鉢なら抜いて根に付いた土を優しく取り除いて、
手で引き分けることが出来ます。
あまり細かく分けると育ちが悪くなるので
株の大きさを把握し、
芽が出ているかどうか確認した上で、
9月~10月に行いましょう。
北海道でプリムラを育てたいときは?
プリムラはサクラソウ科の植物で多くの品種があります。
開花時期は11~5月と長い期間楽しめる花です。
では、北海道ではどうなのでしょう??
北海道の気候は本州に比べると
比較的気温も落ち着いているので
夏越しは容易ですが、開花時期である
11月ともなれば雪が降る時期でもあります。
雪が直接株に触れると痛みの原因ともなり、
地植えの場合には株の上から鉢をかけ、
雪から防ぐといった方法がよい様です。
鉢植えならば玄関先などに置くとよいでしょう。
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