松葉ガニと越前ガニの違いは？旬や解禁日、相場や栄養も違うの？

カニの種類ってたくさんありますが、
松葉ガニと越前ガニの違いってなんでしょう？

見た目はとてもそっくりなのに
どういった違いがあるのでしょう？

栄養やカロリー、旬な時期や相場など
比較してみました！

今日は、松葉ガニの越前ガニについてご紹介します。

松葉ガニと越前ガニの旬や解禁日に違いはあるの？

松葉ガニと越前ガニの違い、

実はくくりとしては同じ”ズワイガニ”で、
水揚げされた場所による名前の違いです。

タラバガニとズワイガニの違い！

特に日本海側で水揚げされるズワイガニは、

山陰地方で揚がるものを「松葉ガニ」

北陸地方であがるものを「越前ガニ」
と呼ばれています。

市場で水揚げした漁船や漁港の区別が
しやすい様にブランド化されたものだそうです。

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ちなみにオスとメスとの大きさが違うため、
漁場地域ではオスとメスとで
それぞれ違う名前が付けられています。

オスに付けられる名前

・松葉ガニ
・越前ガニ
・ヨシガニ
・タイザガニ

メスに付けられる名前

・メガニ
・オヤガニ
・コッペガニ
・コウバコガニ
・セコガニ
・セイコガニ
・クロコ

解禁日は違いがあり、

富山県から西で獲れる
松葉ガニは11月6日で

メスは年明け1月10日まで、
オスは3月20日までとされています。

それに対して新潟より北である
越前ガニは、少し早く10月1日が解禁日で、

オスメスどちらも5月31日までとなっています。

しかし、甲羅の大きさに制限を設けていて、
幅９センチ未満のオスと未熟なメスは
漁獲禁止とされています。

旬も漁獲中とされています。

松葉ガニと越前ガニの相場や有名な産地は？

松葉ガニは
鳥取県が有名で多く水揚げされています。

越前ガニは新潟県が多く水揚げされています。

相場は解禁後に一旦値段が落ち着くのですが、
カニのサイズなどによって値段は大きく変わります。

他には、脚の数が
きちんと揃っているかそうでないかで
価格も変わって来ますが、

例えば一般的なズワイガニが
1パイ4000円～8000円程度に対して、

ブランドガニである松葉ガニなどは
700ｇ前後でも18000円程度とのことです。

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松葉ガニと越前ガニの栄養やカロリーの違いは？

高タンパク低カロリーであるカニは、

各種のビタミンやミネラル・アミノ酸
などが含まれています。

特にビタミン12が豊かで、
赤血球を作る為に必要な効能を持っています。

貧血症の改善予防、
他に神経を正常に機能させる働きを持ち、

肩こり・しびれ・目の疲れなどの予防に役立ちます。

また、カニの身の赤色は
アスタキサンチンという成分で、
βカロテンやリコピンなどと同じカロテノイドの１つ。

高い抗酸化作用を持ち、血管の健康や免疫力を
高める効果があるとされている成分です。

カロリーはほぼ同じといってよいと言えます。

100ｇあたりで約63kcalです。

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