鍋物や生で食べて美味しい「牡蠣」
美味しいけれどあたりやすくて
ちょっと怖い・・・
なんて方も中にはいますが、
どうして牡蠣はあたりやすいのでしょう・・・?
今日は、牡蠣はどうしてあたるのか?
お話していきます。
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牡蠣があたりやすい時期ってあるの?原因や症状は?治るまでの期間は?
いわゆる「牡蠣であたる=食中毒」
ですが、食中毒の原因になる
菌はたくさんあります。
牡蠣の食中毒の原因となる菌だけでも、
・ノロウィルス
・有害プランクトン(貝毒)
・腸炎ビブリオ、大腸菌
などといった種類がありますが、
主に原因は
ノロウィルスや大腸菌などの細菌です。
食中毒全般で共通した症状は、
・腹痛
・下痢
・嘔吐
・発熱
重症化すると血便やショック症状、
意識障害などの病状が現れます。
原因は、主に近年では
ノロウィルスで発症させる事が多いのですが、
牡蠣自体がノロウィルスを
保有しているからです。
鮮度やどこで採れた牡蠣か?
というところが重要視されます。
牡蠣にあたる時期は冬場が多いのですが、
ノロウィルスは冬期(11~3月)に最も多く
菌が中腸腺に蓄積されていると考えられています。
特に生食は大変リスクを伴うものですが、
牡蠣が揚がる地域では条例を定めている事が多く、
生食可能な指定海域が決められていて、
塩分濃度・雑菌や大腸菌などの低さなど、
生食用で出荷するにあたって
厳しい基準をクリアしたものを
出荷している地域もあります。
なお、牡蠣であたった場合
潜伏期間は12~72時間。
その後数日で緩和します。
体調度合いで発症具合や
完治までの期間は変わります。
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牡蠣は加熱するとあたりにくい?B型はあたらないって本当?
牡蠣はよく加熱をすることで
あたりにくくなりますが、
小さな子供や、抵抗力の低いお年寄りなどは
これまでではありません。
また、
「血液型がB型の方はあたらない」
なんていう話をよく耳にします。
ノロウィルスには数種類存在していて、
一般的なノロウィルスは
「ノーウォークウィルス(NV/68)」を差していて、
この種は血液型B型には感染しないとされています。
そのため、NV/68を保有している
牡蠣はB型の方が食べても
あたらないとされている理由です。
牡蠣にあたると症状って他の人にもうつるの?2回目からは大丈夫??
牡蠣にあたった場合、
他人に感染する可能性は高いです。
経口感染する可能性があり、
牡蠣であたった方の糞便・吐瀉物や、
それらが乾燥したものから出る
塵埃を介して感染します。
また、1度当った場合抗体は出来ますが、
別な要因であたる可能性があるので、
次は絶対にかからない!
とは言い切れません。
一般的にかかりにくい方とは、
胃酸が強く、免疫力が高くて
常在細菌が強い方とされていて、
個人差がある要因でもあります。
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