お彼岸の頃に花を咲かせる彼岸花。
放射線状の舌状花で
見た目にも華やかですね。
ちょっとした豆知識!!
今日は、彼岸花の花言葉や
別名、名前の由来などについてお話しますね!
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彼岸花の由来!別名は?いつの季節?
彼岸花は、別名「曼珠沙華」
サンスクリット(梵語)の
”Manjusaka”(マンジュウシャカ)より、
「天上の赤い花」という意味であるとされていて、
彼岸の時期である秋に開花します。
法華経の「摩訶曼茶羅華、曼珠沙華」から
名付けられたというのが通説です。
法華経が説かれるときに、
天から振って来る「天上界の花、赤い花」という意味です。
他には「リコリス」という名でも呼ばれています。
なお、「彼岸花」という名前については、
秋の彼岸頃に開花する事から由来しています。
別の説では、彼岸花を食べた後は
”死(彼岸)しかない”
という事から
名付けられたという説もあります。
古く、戦時中には非常時に食用とされていました。
しかし、非常に毒性が強く、
時により死に至る事もあり、
彼岸・毒(死)・真っ赤な色(血)と言う
人の生命に通じる部分から異名として、
死人花や地獄花・幽霊花などと
日本では不吉な花としている事がありました。
また、非常食としていた事から
「悲願の花」という解釈もあります。
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彼岸花の花言葉は?由来はどこから来てるの?
彼岸花には赤と白があり、
それぞれ花言葉が異なります。
・赤
情熱・独立・再会・あきらめ・
悲しい思い出・想うはあなた一人
・白
また会う日を楽しみに・想うはあなた
情熱・独立・再会・あきらめ・
悲しい思い出・想うはあなた一人
・白
また会う日を楽しみに・想うはあなた
彼岸花の花言葉の由来の中で、
「悲しい思い出」や「再会」
といったものには、墓場にて
よく彼岸花が見られていた事から
連想されたものと言われています。
なお、墓場に彼岸花がなぜ見られていたのか?
古く日本は土葬していました。
そして、遺体をモグラが
食べてしまうことがありました。
毒を含む彼岸花を植える事で
エサになるミミズも寄らなくなるため、
モグラ対策として植えられていたとされています。
「想うはあなた一人」には、
彼岸花の特徴からそう意味されている話があります。
彼岸花は、長い茎の上にだけ
花だけが咲き、花が落ちてから葉が出るのです。
この様子から韓国で咲く夏水仙を
「葉は花を想い、花は葉を想う」とされていて、
そこから「相思華(サンチョ)」と呼び、
同じ特徴を持つ彼岸花についても
相思華と呼ぶ事が多く、
その連想からこの花言葉が出来たとされています。
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