二日酔いの時に汗を出すのはいいの？大量の汗が止まらない場合は？

つい飲み過ぎてしまい二日酔いに・・・
飲酒する方にはままある経験かもしれません。

二日酔いは汗をかくと良いという話や
二日酔いになって汗が止まらない！

などなど、汗と二日酔いは深く関係してる様です。

そこで今回は二日酔いになった時の
汗に関する3つの知っておきたいことをご紹介します。

二日酔いの時に汗をかくのはいいことなの？

二日酔いになると汗をかくのが良い！
という話を聞いたことがある方も少なくないでしょう。

実際にサウナで汗を流す、お風呂に浸かって汗をかくなどして
二日酔いに対処する人もいるのではないでしょうか？

しかし実際は二日酔いの状態で
どっと汗をかくような方法は控えた方が良いと言われています。

そもそも二日酔いというのは肝臓で分解された
アセドアルデヒドが無害な酢酸にならず、
血液中に入り込み体内を巡っていく状態を言います。

さらに飲み過ぎた翌朝、喉が乾いていることが多いですが、
これは体が脱水症状を起こしていることによります。

脱水に加え、分解されずに血中に入ったアセドアルデヒドにより
頭痛や吐き気、めまいなどを引き起こしやすい状態となっています。

こういった状況で入浴してしまうと、
さらに体調不良を悪化させてしまう可能性があるため、
急激に汗をかくことは避けたほうが無難と言えるでしょう。

二日酔いの時にどういった方法が適しているのか？と言うと、
まずは入浴前に十分な水分補給が重要です。

入浴は40度以下のぬるめのお湯にゆっくり浸かり、
心臓への負担がかかるため熱いお湯へは浸からないようにしましょう。

湯船に浸かりながら、凝っている部分や
むくんでいる部分を丁寧にマッサージします。

このように急激に体温を上げて汗を流すのではなく、
体に負担がかからない形で温めてあげることで、
二日酔いの体の不調も無理なく軽減することができます。

二日酔いで汗が大量に出て止まらない時は？

二日酔いになると汗が出て止まらない！
という経験をしたことがある方も少なくないでしょう。

汗には体温調節をする役割と
体の中の毒素や老廃物を排出する役割があります。

二日酔いの場合には後者の役割が関係しています。

つまり二日酔いの日の汗は体の中に入り込んだアセドアルデヒドを、
体外へ排出しようという生理現象が働いているということになります。

そのため二日酔いによる大量の汗が出ている状態を
故意に止めることは体の毒素を排出している働きを
止めることになってしまい避けたほうが良いと言えます。

なるべく早く汗を止めたい場合は、
お茶やコーヒーなどの利尿作用がある飲み物を積極的に飲み、
早くアセドアルデヒドの毒素を体外へ出してしまうことがおすすめです。

二日酔いで汗が臭い時の対策は？

なかなか自分では気づきにくのが、
二日酔いによる汗の臭いです。

知らない間に周囲の人に不快感を与えていることがあり、
注意が必要なくらいの体臭となてしまうことがあります。

このような二日酔いによるにおいは、
飲酒による発汗促進や汗に含まれているアセドアルデヒドが引き起こしてます。

そのため体臭を予防するとしたら、
一番の対策は禁酒か飲む量を減らすことになります。

しかし、そう簡単に禁酒ができるわけではありませんし、
お酒の量を減らすのもなかなか難しいですよね。

そこでおすすめしたい対策が、
汗のにおいの元となるアセドアルデヒドを早く分解することです。

アセドアルデヒドを早く分解する効果があるのが、

・おつまみに飲酒による体臭を抑制する
　システインという成分が含まれている卵料理食べる

・飲酒する前に肝臓サポートするクルクミンが配合されている
　ウコンなどのドリンク剤を飲む

・朝食に飲酒による体臭を抑制してくれる、
　アラニンという成分を含むしじみ汁を飲む