おいしい春の山菜の1つ「ふき」
下ごしらえをしていると指先が茶色くなりませんか?
これが付くとなかなか取れず、
ちょっとだからと素手でやってしまうと
以外と指先が大変なことになっています。
ビニール手袋をつけて皮を剥けばいいじゃない!
でも手袋がなかったら???
今日はふきで手が茶色や黒くなる理由と
取れない場合の対処法などご紹介します!
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ふきで手が茶色くなったり黒くなる原因は?
ふきの皮むきをしているときですよね?
私もよく経験があります。
本当なら手袋をすれば指先が
茶色や黒くなる事は防ぐ事なんてとても簡単!
しかし、ふきの皮は指先の感覚で、箸からスーッと
皮とともにムダな筋を取り除くという下準備をします。
手袋をしているとやりにくい料理の下準備!
この茶色や黒という指先を汚すものの原因は
「灰汁(アク)」といわれるもので、
ふきで黒くなる原因となる灰汁の成分には、
・フキノール酸
・フキ酸
・クロロゲン酸 など。
これらが指先に付くと洗っても
なかなか落ちない黒・茶色の汚れとなります。
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ふきのあくで真っ黒くなった手の汚れが取れない場合の対処法は?
ふきの下ごしらえ中に指先が真っ黒、
茶色っぽくなり、ハンドソープなどで
ゴシゴシ洗ってもなかなか落ちない!
・・・頑固な汚れですよね。
先にご紹介したふきの灰汁は「酸」、
酸に対しては「アルカリ性」で
対処すると落ちやすくなります。
例えばそれはお酢であったり、
レモン汁、重曹でもいいですね!
ついたと分かった時から
早いうちに洗った方が落ちやすいので
ふきで茶・黒くなったら
「酸」を覚えておくと直ぐに対処できますね!
ふきの皮むきや下ごしらえ方法!保存するときは?
ふきの皮むきは手でむく事ができます。
しかし、これは一旦軽く茹でるからできる事で、
ふきが持つ苦味を少し和らげる方法・
皮を剥く・アク抜きなどの意味で下茹でをします。
ふきが入る鍋を用意して湯を沸かして
そこに塩を少々入れてふきを入れます。
3分~5分茹でて好みの固さになったら火を止めて、
ゆで上がったふきを水に浸して粗熱を取ります。
粗熱が取れたらふきの端から皮の部分が
やや浮いている様な状態の部分があるので
摘んで引いて剥いて行きます。
山菜のあく抜きや下処理方法!
その後、煮物にしたりと調理をするのですが、
どうしても食べ切れないほどの量ある場合も!
その際には冷凍ではなく塩漬けして長期保存
涼しい冷暗所での保管でおよそ1年は保存ができます。
ふきの塩漬けの作り方や冷凍保存方法!
下ごしらえしたふきを保存容器に塩と交互に敷き詰め、
最後は塩になる様に重ね終えたら上から重石をします。
1週間したら上と下を入れ換えて今度は1ヶ月!
それまでの漬けて出た水分を捨てて、
新たに塩とふきを交互に漬けると1年持つ塩漬けになります。
使う時にはふきを中火~弱火で
泡がくつくつと見える程度まで!
火が入って来たら止めて
流水で1日塩気を抜いていきます。
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