チンゲン菜は春や秋ごろに多く出回り、
特に晩秋ごろは最も美味しいと言われています。
おひたしだけでなくチンゲン菜を
使ったレシピは数多くありますが、
皆さんはどのように調理して食べていますか?
チンゲン菜が本来持っている栄養素を
保った料理が一番良いですが、
おひたしや炒めものにしてしまうと
栄養に変化があるのか気になりますよね。
今回はチンゲン菜の栄養や効能、
調理方法で栄養に変化があるのか?
また保存方法などについてみていきましょう。
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チンゲン菜の栄養や効能効果は?カロリーはどれくらい?
どの野菜にも注目すべき栄養があり、
チンゲン菜の場合はβカロテンです。
βカロテン
緑黄色野菜に多く含まれている
カロテノイドといわれる栄養素の一つです。
体内でビタミンAが不足していると、
その必要な量だけビタミンAに変換されますので
ビタミンAとして効果がでます。
βカロテンは紫外線で発生した活性酸素を
抗酸化作用の働きによって無害化し、
メラニン色素(シミ・ソバカスの原因)ができるのを抑えます。
またお肌のトラブルだけでなく動脈硬化予防にもあります。
ビタミンAは
肌荒れ・乾燥肌・シミ・シワの予防効果があります。
ビタミンC
美容効果・免疫力を高める・ストレスの緩和・
貧血の予防などに効果があります。
ビタミンE
コレステロール値を下げる・肌荒れの予防と改善・
冷え性や肩こりを引き起こす血流の悪さを改善させる
などの効果があります。
鉄分
貧血に効果があります。
カルシウム
骨粗しょう症・動脈硬化・高血圧・
神経を安定させる効果があります。
葉酸
妊娠初期の妊婦には必要不可欠な栄養素で、
体内にいる赤ちゃんの成長に欠かせない重要なものです。
食物繊維
便秘解消だけでなく大腸ガン予防にも効果がありますが、
チンゲン菜にはあまり多く含まれていません。
食物繊維のとりすぎは便秘やダイエットに逆効果?
カロリーは1株あたり85kcal
ほどと低カロリーですので、栄養面も
優秀なチンゲン菜は積極的に食べたいものです。
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チンゲン菜のおひたしや炒めは生食と栄養は変わるの?
チンゲン菜は油と相性がとてもよく
炒めもので摂取するのがベストです。
そしてチンゲン菜にあるビタミンは
タンパク質(鶏肉・豚肉)と一緒に食べることで
吸収率も上がることがわかっています。
おひたしを作る場合、チンゲン菜を茹でますが、
チンゲン菜は火の通りが早く水分も多く含んでいますので
サッと仕上げることがポイントです。
またそのまま茹でてしまうと
栄養が逃げてしまいますので、
蒸し焼きのようにすることで
栄養が逃げにくくなります。
チンゲン菜の保存方法は?保存期間はどれくらい?
できるだけ長く保存できるようにするには
一工夫が必要ですが、とても簡単なのでみていきましょう。
チンゲン菜は乾燥にとても弱い野菜ですので、
軽く湿らしておき新聞紙などで包みビニール袋に入れます。
そして根のほうを下に、立てた状態で野菜室に保存しましょう。
(生えている状態と同じにする)
またサッと茹でて水気をきると冷凍保存もききます。
保存期間はだいたい5~7日とされています。
チンゲン菜はあまり食べないという方、
是非この優秀な野菜を食べてみてくださいね!
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