日本の暦の元となる二十四節気。
現在と少々ズレはあるものの、
その季節に合った名前がつけられ
今の時代にも生きています。
24つある節気の中で今回とりあげる
小満とはどんな意味をもつ暦なのでしょうか?
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二十四節気の1つ、小満とは?
二十四節気ってなに?
きっと中にはご存知ではない方もいるでしょう。
もしくは学生さんで二十四節気について
調べていたりしてここに辿りついたなんて事も。
二十四節気とは1年の太陽の動きを24に分けて
分けた部分(分割点)に季節の名前を付けたもの。
細かく言えば他にもそれを決めた方法はありますが、
ひらたく言えばこういう事です。
二十四節気
春:立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨
夏:立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑
秋:立秋、処暑、白露、春分、寒露、霜降
冬;立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒
春:立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨
夏:立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑
秋:立秋、処暑、白露、春分、寒露、霜降
冬;立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒
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小満とはどんな意味?時期はいつ頃?
そして今回取り上げる
「小満」とは、二十四節気の中で第8、
旧暦の4月内であり現在の5月21日頃から
次の芒種の前日、6月7日頃までの期間です。
二十四節気(夏)
旧暦四月:立夏(5月5日頃)→小満:(5月21日頃)
旧暦五月:芒種(6月6日頃)→夏至:(6月21日頃)
旧暦六月:小暑(7月7日頃)→大暑:(7月23日頃)
旧暦四月:立夏(5月5日頃)→小満:(5月21日頃)
旧暦五月:芒種(6月6日頃)→夏至:(6月21日頃)
旧暦六月:小暑(7月7日頃)→大暑:(7月23日頃)
暦便覧に
「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」
万事が少しずつ成長し育ってきた事を言うそうです。
この時期は丁度、麦畑が黄緑色に色づき、木には
実を付け始め西側では走り梅雨が見られる時期です。
走り梅雨とはどんな意味?期間はいつ?
丁度、初夏等とも呼ばれ、衣替えも行われたりして、
夏っぽさを感じる時期でもあります。
小満と友引との関係は?
小満=友引
よく「大安はお日柄がいい」なんて言いますが、
友引や大安といわれる
「六曜(ろくよう・りくよう)」という
暦注と言われる日時や方位などの吉凶や、
その日の運勢などを記したものです。
”先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口”
の6つあり、冠婚葬祭と
深く関わっている様な感じも多いのですが、
実は仏事などとは関連は無い
と言われています。
現在では廃止しているところも多いです。
そもそも1ヶ月を5等分にし、
6日を一定周期としたもので、
丁度、小満を迎える日が友引としている
カレンダーがあります。
六曜は旧暦から求めるのですが、
旧暦の毎月1日の六曜は、
1月と7月 ・・・先勝
2月と8月 ・・・ 友引
3月と9月 ・・・先負
4月と10月・・・仏滅
5月と11月・・・大安
6月と12月・・・赤口
六曜とあまり
0・大安、1・赤口、2・先勝、
3・友引、4・先負、5・仏滅
小満が始まる5月21日の場合は、
5+21÷6=4.333…
あまりは「3」=「友引」となりますが
これはあくまでも単純に旧暦の月をあてただけ。
正規の月名を割り当てる必要があり、
ズレが生じその計算は複雑です。
ちなみに2014年の小満は友引で、
2015年の小満は先勝です。
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