庭木や植え込みとしても
古くから親しまれている”ツツジ”
春から夏と花を咲かせ、
目を楽しませてくれます。
今育てている方から、
これから育ててみようかな?という方に!
ツツジのかかる病気や増やし方といった
育て方をご紹介します!
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ツツジの鉢植えや地植えでの育て方は??
ツツジの育て方についてですが、
地植えと鉢植えで育てる事が可能です。
地植え
苗を購入したら植える場所をチェック!
ツツジは以前に同じツツジ類の植物があった
場所では上手く育ちません。
これを「厭値(いやち)」といいます。
枯れたか、なにかで植え替える為、
どうしてもそこへ植えなければならない場合は、
植える場所の土を新しく入れ換える必要があります。
堆肥やピートモス、緩効性の化学肥料などを
混ぜ込んでおくといいです!
地植えの場合は真夏以外は水やりは必要なく、
真夏だけ毎日水やりを行ってください。
鉢植え
鉢植えの場合は土が乾燥する前に
しっかりと水やりを行いましょう。
真夏などには根元に水ゴケなどを敷き、
乾燥から守る様にしておきます。
夏は半日陰、
冬は風が当らない場所で管理します。
どちらの育て方に共通する肥料の与え方は、
・真冬に与える”寒肥”
・花後に与える”お礼肥”
・夏の初め、秋に”追肥”
油かすと骨粉を使うとよいですが、
緩効性の化学肥料でもOKです!
庭木は有機質肥料もプラスすると
さらにおすすめです。
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ツツジの剪定方法や気をつける病気って??
初心者さんが失敗しがちなのは「剪定」です!
行う時期は花が終わって梅雨に入る前!
枝を空かしてあげましょう。
ツツジは夏に花芽が分化します。
秋などに剪定するとせっかくの花が咲く元を
切り落としてしまうことになります。
結果、翌年花が咲かないという事に繋がります。
花が咲かない理由にはその他に、
日当り以外に”ベニモンナオリンガ”という
虫の幼虫による蕾の食害があります。
蕾が膨らんでいるのに咲かなかったり、
新芽がバラバラに落ちる
といった症状があります。
4月~6月くらいと9月~10月頃に
殺虫剤を塗布することで回避出来ます。
また、花が終わり梅雨明け頃、
丁度気温が上がり始める頃や、
9月など乾燥する季節になると
”ハダニ”や”ツツジグンバイ”
という害虫が発生します。
ツツジの増やし方や植え替えは?
ツツジは”挿し木”で増やす事が出来ます。
花が終わった後に伸び始めた新しい枝は、
6月以降に堅くしっかりします。
先端の葉を2~3枚残して
10センチ程切り取り、水揚げをしてから
植物整腸剤を切り口に塗布し
小粒の鹿沼土や、挿し木用土に
葉が触れる程度までさしておきます。
風が当らない日陰で乾燥しない様に育てると、
秋には根が出て来ます。
植え替えは2年に1度を目安に、
花が終わった後早めで6月中旬、
もしくは9月下旬~10月までに行います。
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