呼吸するのも辛く、大事な睡眠すらも
ままならない「鼻づまり」
特に慢性的になると長いこと
鼻がつまり気持ちも滅入って来てしまいますね。
慢性的な鼻づまりの原因には
どんなものがあるでしょうか?
そして解消法は?
慢性的に続く鼻づまりについて
お話していこうと思います。
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慢性的な鼻づまりの原因は?
いわゆる「慢性鼻炎」と言われるもので、
鼻の粘膜が改善も何もしないまま
慢性的に赤く腫れた状態です。
血管収縮薬で改善される場合には「慢性単純性鼻炎」
改善しない場合には「慢性肥厚性鼻炎」と呼びます。
慢性鼻炎の治療費用や期間は?
また、副鼻腔炎(蓄膿症)を伴うものは、
この慢性鼻炎には含まれません。
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原因には、ウィルスや細菌感染で
急性鼻炎を繰り返したり、長引いた場合に起こります。
他には、鼻の左右を分ける軟骨と骨(鼻中隔)が
左右どちらかに突起する事でおきる
「鼻中隔弯曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)」により、
弯曲し広くなった鼻腔側の粘膜が腫れて
慢性肥厚性鼻炎を起こします。
さらには、化学物質や物理的刺激、降圧薬、
末しょう神経収縮薬の副作用でも起こります。
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片方だけ慢性的な鼻づまりになることも?解消方法やおすすめの漢方は?
単純性鼻炎の場合には片方だけのみ
もしくは左右交互に起こる事があります。
肥厚性鼻炎の場合には
常に両方に鼻づまりが起こります。
解消方法には、つまっている鼻とは
逆の脇にペットボトルを挟んでみたり、
お持ちであれば吸入器や、鼻うがいなど。
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他には鼻腔を広げるテープなどの
使用もおすすめです。
ツボ押しなどもありますので、
試せるものは色々試してみてはいかがでしょうか?
点鼻薬の使用もおすすめです。
しかし、血管収縮薬の点鼻を頻用すると
鼻腔内の年末を厚くさせ、
さらには点鼻薬性鼻炎という慢性鼻炎になり、
尚の事、鼻づまりが長期化して厄介な事になります。
市販点鼻薬の副作用は?
鼻づまりは他に自律神経のリズムの乱れ
が原因ともされる為、安眠も必要です。
鼻が詰まって眠れない場合には、
枕などに工夫をすると鼻通りがよくなり
眠れる様になります。
頭を少しだけ高くし、横向きに
詰まった方の鼻は上にすると鼻が通り
寝付きがよくなります。
漢方薬はその時の症状により決まります。
鼻づまりの際に出る鼻水の状態により、
水っぽい鼻水の場合には
「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」
黄色ぽい鼻水が出ている場合は
「精華鼻淵丸(せいかびえんがん)」
購入の際には病状を相談した方がよいですよ。
子供の慢性的な鼻炎の場合は?
小さな子供でも大人と同じ。
咳をしているや、色の付いた鼻水が出る、
微熱があるといった事であれば
風邪による鼻炎を起こしている事が
考えられますが、特にそうした症状はなく、
鼻が詰まるといった場合には、
アレルギーであったりすることもあります。
鼻づまりによる睡眠障害の影響は?
場合により、そのまま放置すれば
中耳炎を引き起こしたり
他の病状を引き起こす原因にもなるので、
まずはかかりつけの小児科などで相談、
診察して原因究明をした方がお子さんも楽だといえます。
民間療法などもたくさんありますが、
すでに慢性的に続くということは改善の
兆しも何も変化がないということですので、
おかしい?と思った時点で受診が一番です。
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