秋が旬の銀杏。
美味しいけれど食べ過ぎると
危険なことをご存知でしょうか?
どれくらい食べると危険なの?
大人や子どもでどのくらい???
どんな症状が起きるの?
今回は銀杏による中毒についてご紹介します。
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銀杏の中毒は、どのくらいの量でなるの?
小さい実であることから、
ついつい、つまんでしまいがちなのですが、
食べ過ぎると中毒を起こすとされている銀杏。
子供でも1日4~5粒、
大人でも10粒程度に
抑えるとよいと報告があります。
実の部分にはビタミンB6の類縁体である
”メチルピリドキシン”という成分が
含まれていて、
ビタミンB6の作用を妨げる働きをします。
太平洋戦争前後に
その中毒報告が多く、大量に接種したため
死に至ったケースもあるほどです。
報告数の70%程度が5歳未満の子供です。
人により1日5~6粒でも中毒になることもあります。
銀杏中毒はどんな症状?処置方法は?
個人差はあるものの、
食べた後1~12時間で発症し、
90時間以内(殆どは24時間以内)に回復する傾向にあります。
ただ、中には死亡例もあります。
主な症状は、嘔吐と痙攣。
痙攣が反復することが多いとされています。
主な銀杏の中毒による症状
循環器系・・・不整脈・顔面蒼白
呼吸器系・・・呼吸困難・呼吸促迫
神経系 ・・・痙攣・めまい・意識混濁・下肢の麻痺
消化器系・・・嘔吐・便秘
その他 ・・・発熱
循環器系・・・不整脈・顔面蒼白
呼吸器系・・・呼吸困難・呼吸促迫
神経系 ・・・痙攣・めまい・意識混濁・下肢の麻痺
消化器系・・・嘔吐・便秘
その他 ・・・発熱
家庭で発症した場合には、
痙攣を誘発するので無理に吐かせてはいけません。
また、一時的に症状が落ち着いても
再び痙攣が起こる事があるので、
速やかに医療機関で処置を行いましょう。
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銀杏中毒は犬などペットもご注意を!
あまり食べる事はしないと思いますが、
稀にお散歩で銀杏を食べてしまった
愛犬が銀杏中毒に・・・
なんて事故も無くはありません。
また、家庭内でも食べていた銀杏が
床に落ちて、それを食べてしまった!
なんていう思わぬ事故もあります。
人が食べても中毒を起こす事もある
食材ゆえ、加熱前後関わらず、
ペットが食べれば人以上に解毒力が弱いので、
中毒を起こす事は知られています。
口にさせないことが賢明ですが、
万が一口にしてしまったかも?
と思われましたら症状が出ていなくても、
かかりつけの獣医さんに診てもらうのがベストです!
特に犬は豆類等でも下痢や嘔吐を
起こすので、注意が必要です!
「大丈夫か・・・」が後々
愛犬を苦しめる結果になることも・・・。
1粒が思わぬ事故になりかねませんので、
愛犬の手が届く位置などへの放置や、
落ちた銀杏をそのまま放置といったことは
しない様にしましょう!
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