被害続出のやけど虫とは？症状や傷跡が残った時の処置方法！

近年、つぶしたり
払ったりするだけで

皮膚炎を起こす「やけど虫」の被害続出！

今回は、やけど虫に触れてしまった場合の
対処法などご紹介します！

やけど虫とは？どんな症状？

やけど虫とは、正しくは
「アオバアリガタハネカクシ」といい、
体長7ミリ程度で、今や全国区で見かけられる虫です。

主に水田の周辺、池・沼・畑・河川敷など
水が多い草地に生息しています。

体の表面に「ペデリン」という毒を
持っていて、直接触れることで

肌の表面に「線状皮膚炎」を引き起こします。

具体的な症状は、

・発赤・水ぶくれ

・火傷をした時の様な痛み

を起こします。

やけど虫1匹で、ハツカネズミ1匹が
死ぬ程の強い毒を持っています。

万が一、触ってしまった場合には
すぐに手を消毒しましょう。

触れた手のみでうつる事はありません。

一番多いのが、やけど虫に触れた手で
他の部位に触れてしまう「拡散型」で、
一生傷が残る場合もあります。

また、何枚もティッシュを重ねてから
やけど虫をつぶした後に目をこすってしまい

その後、失明してしまったという
ケースもあり、非常に怖い虫です。

運悪く、やけど虫が止まってしまった
場合には、息や風で吹き飛ばすか、

紙などですくい取るといったくらいしかありません。

くれぐれも「絶対に触れないでください！」

屍骸であっても「絶対に触れないでください！」

やけど虫の傷跡を消す処置方法は？

やけど虫の跡が残った場合、

患部が完全に治った後であれば、
コンシーラーや、赤や茶色の傷跡などを

目立たなくさせる「アットノン」など
皮膚の代謝を良くするものを付けて様子を見たりします。

色素沈着から起きている事が多いので、
肌の代謝を良くし、

ターンオーバーを正常化させる
ビタミンCなどの摂取！

そうしたものも取入れるとよいでしょう。

肌が弱くない普通肌であれば
ピーリング石鹸など使ってみるのもおすすめします。

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やけど虫と似た虫は他にもいる！？

ハネカクシ科の昆虫は
見た目が類似しているといえます。

また、アリ等とも見た目が似ているので
見間違えしてしまうので注意がとても必要です。

やけど虫は、頭と尻の部分が黒で、
お腹がオレンジ色です。

日中体であれば目視出来ると思いますが、
夜間、光に集まる習性があります。

キャンプ時などで夜間であった場合に
皮膚や服に虫が付く事もあると思いますが、
むやみやたらに素手で触らない方が無難ですよ！

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