夏になると気を付けたい「熱射病」。
最近よく聞く「熱中症」と「熱射病」って何が違うの?
その症状はどんなものがあるの?
なぜ赤ちゃんや小さい子供、お年寄りに多いの?
・・・などの疑問をまとめてみました。
熱射病の症状を把握して早目の対処をしましょう!!
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熱射病と熱中症は何が違うの?
熱射病と熱中症、違う症状のものかと
思っている方もいるかもしれませんが、
熱中症は
「熱射病」「日射病(熱失神)」「熱痙攣」「熱疲労」
この4つの総称なんです。
近年の猛暑でよくニュースで熱中症に
関するものを目にしますが、
4つの症状のいずれか・・・という事なんです。
では、次でそれぞれの症状をご紹介していきます。
熱中症、熱射病など4つの症状
熱射病の症状
・顔が青白くなり大量の汗が出る
・脈は弱くて早い
・虚脱感が出る
・めまいがする
・吐き気がする
熱射病の原因
高温多湿の下での長時間の作業や運動により
大量の汗をかき、体内の塩分、水分が不足し
体温調節が効かなくなるために起こる。
日射病(熱失神)の症状
初期症状
・全身の倦怠感
・吐き気がする
・あくび
・頭痛がする
・めまいがする
重度の症状
意識障害や意識不明になり、死亡することもある。
あくびが止まらない原因と3つの対処法!
日射病(熱失神)の原因
炎天下での激しい運動、仕事により大量の汗をかき、
体の水分が不足し、心臓へ戻る血液が減少し、
心臓が空打ちしてしまい、脱水状態に近い状態になる為に起こる。
日射病は直射日光が原因、
熱射病は高温多湿(室内でも起こりうる)が
原因というだけで、2つを同じと捉えることもあります。
車内での熱中症は熱射病
畑仕事中の熱中症は日射病という事ですね。
ややこしいので、最近は熱中症で表現されているのかもしれません。
熱射病は高温多湿(室内でも起こりうる)が
原因というだけで、2つを同じと捉えることもあります。
車内での熱中症は熱射病
畑仕事中の熱中症は日射病という事ですね。
ややこしいので、最近は熱中症で表現されているのかもしれません。
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熱痙攣の症状
・体温は平熱ですが、手足がぴくぴくと痙攣する
熱痙攣の原因
長時間の運動などにより、大量に汗をかいたことで
血液中の塩分が不足し、塩分不足により手足の筋肉が痙攣する。
熱疲労の症状
・夏バテのような状態(脱力感、倦怠感)
・めまいがする
・頭痛、吐き気がする
・体温は平熱の場合が多いが、40度近く発熱することもある
※悪化すると熱射病、重度の日射病になってしまうので注意!!
熱疲労の原因
暑さによって体が疲れてしまう事が原因。
運動している場合にもなりますが、
気温の高い室内でも起こるので注意!!
熱射病など重症度合いとしては・・・
レベル1
めまい(立ちくらみ)
筋肉の痙攣、硬直 ⇒ 熱痙攣
大量の発汗
レベル2
頭痛
吐き気、嘔吐
倦怠感、虚脱感 ⇒ 熱疲労
レベル3
意識障害
全身の痙攣
手足の運動障害(まっすぐ歩けないなど)
高体温 ⇒ 熱射病、重度の日射病
レベル1
めまい(立ちくらみ)
筋肉の痙攣、硬直 ⇒ 熱痙攣
大量の発汗
レベル2
頭痛
吐き気、嘔吐
倦怠感、虚脱感 ⇒ 熱疲労
レベル3
意識障害
全身の痙攣
手足の運動障害(まっすぐ歩けないなど)
高体温 ⇒ 熱射病、重度の日射病
熱射病はなぜ子供やお年寄りに多いの?
子供やお年寄りは、、、
体温調節機能が未熟、衰えがあるため、
体内に熱がこもりやすく、
さらに暑さを自覚しにくい為に熱射病が発症しやすい。
と言われています。
特に子供は大人よりも身長が低いので
アスファルトの照り返しを受けやすいのも原因一つです。
身近に小さいお子様やお年寄りがいる時は、
しっかり注意して見ておくことが必要なんですね!!!
暑い夏、水分と塩分、さらに適度な休憩をとって、
熱射病の症状にかからないようにしましょう!!
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