雨続きの季節になりましたね。
季節の変わり目には雨が降るのは、日本の四季ならでわと言えます。
本格的に暑い季節を迎える前に
「梅雨」や「入梅」なんて言われますが、
天気予報で何気に耳にする「入梅」ってなんでしょう?
今日は「入梅」についてお話しますね。
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入梅とは?意味って?梅雨はどう違う?
入梅(にゅうばい)とは、梅雨の季節に入る初めの日を差します。この日から約30日の間が、梅雨と言われます。
梅の実が熟す頃に雨の季節に入る・・・
ということから”入梅”となったと言われます。
では、同じ意味をさす
”梅雨入り”とはどう違うの?と思いますよね?
”梅雨入り”は、気象用語で、
「入梅」は歳時記を記しているカレンダーにある通り、
毎年6月11日頃に記されていて、
あらかじめ日付が決まっています。
季節の移り変わりを把握する為の雑節にある
”節分”や”彼岸”などと同じもので、
「入梅」と記載されています。
現在は、太陽の黄経が80度に達した日を「入梅」としていますが、
以前では、立春より数えて135日目、さらに古い暦では、
芒種の後、最初の”壬(みずのえ)”の日とされていました。
実際の日付と実際の日とは若干異なりますが、
農作業などの目安として古くから重要視されているものです。
なお、”梅雨明け”については「出梅(しゅつばい)」と言います。
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2014年、入梅の時期はいつ?
2014年の入梅の時期はいつごろになるのか・・・?気象庁のデータでも昭和26年以降の入梅(梅雨入り)は、
おおむね5日程度の移り変わりの期間があるとしています。
そして、過去のデータから探っても、実際にはその時期を迎えなければ
わからないもの、プロの方や気象予報士の方でも難しいものです。
(なので天気が外れても、文句言っちゃだめです・笑)
ここで、地域別に平均のデータをあげてみます。
・沖縄
入り:5月9日頃 明け:6月23日頃
・奄美
入り:5月11日頃 明け:6月29日頃
・九州南部
入り:5月31日頃 明け:7月14日頃
・九州北部
入り:6月5日頃 明け:7月19日頃
・四国
入り:6月5日頃 明け:7月18日頃
・中国
入り:6月7日頃 明け:7月21日頃
・近畿
入り:6月7日頃 明け:7月21日頃
・東海
入り:6月8日頃 明け:7月21日頃
・関東甲信
入り:6月8日頃 明け:7月21日頃
・北陸
入り:6月12日頃 明け:7月24日頃
・東北南部
入り:6月12日頃 明け:7月25日頃
・東北北部
入り:6月14日頃 明け:7月28日頃
入り:5月9日頃 明け:6月23日頃
・奄美
入り:5月11日頃 明け:6月29日頃
・九州南部
入り:5月31日頃 明け:7月14日頃
・九州北部
入り:6月5日頃 明け:7月19日頃
・四国
入り:6月5日頃 明け:7月18日頃
・中国
入り:6月7日頃 明け:7月21日頃
・近畿
入り:6月7日頃 明け:7月21日頃
・東海
入り:6月8日頃 明け:7月21日頃
・関東甲信
入り:6月8日頃 明け:7月21日頃
・北陸
入り:6月12日頃 明け:7月24日頃
・東北南部
入り:6月12日頃 明け:7月25日頃
・東北北部
入り:6月14日頃 明け:7月28日頃
この平均は過去30年のデータから基づいたもので、
この入りの日に5日前後で予測し、降水量などから、
気象庁では入梅(梅雨入り)したことを発表している様です。
出来ればおでかけの日に雨は避けたいものですが、
天気は刻々と変わるもの、今では軽量化した折りたたみ傘や、
おしゃれな雨具グッズもありますので、憂鬱な時期も楽しんでしまいましょう!
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