6月の第3日曜日は『父の日』です。今年は6月15日になりますね。
母の日もあるから父の日もあって当然!!
と考えている方も多いかもしれませんが、
実は父の日と母の日は制定された年も違ければ起源も違うのです。
また、母の日にはカーネーションを贈るのが定番となっていますが、
父の日にはバラの花を贈ります。
さらに、父の日にバラの赤・白・黄などの色には
それぞれ別の意味や由来があるってご存知でしたか?
ここでは、父の日の由来や、父親に贈るバラの花にまつわる話をご紹介します。
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父の日の由来はある一つの家族から始まった
父の日の由来は約100年前のアメリカに始まります。同時ワシントン州に住んでいたスマート家では、
南北戦争の間父親は兵士として戦いに出ており、
母親が一人で6人の子ども達を育てていました。
しかし、その母親は父親の復員後過労のために亡くなってしまいます。
その後は父親と当時16歳の長女ソノラ・スマート・ドットが
協力して一緒に5人の弟たちを育てますが、
父親も数年後に亡くなってしまいました。
ソノラは、当時はすでに始まっていた母の日のように
父親に感謝をする父の日も必要だと強く想っており、
牧師教会へ父の日を作るよう強く願い出ました。
その結果、1910年6月19日に最初の父の日の祭典がワシントンで行われました。
その後1916年にはこれがアメリカ全土に広まり、
50年後の1966年には6月第3日曜日が父の日として制定され、
そして1972年に正式なアメリカの祝日となりました。
ちなみに日本へは1955年ころに導入されました。
バラの花を贈る由来は??赤・白・黄のバラの意味は?
父の日に父親へバラの花を贈るのが一般的となったのは、ソノラ・スマート・ドットが天国へ昇った父親の墓石に
バラをお供えしたのが由来と言われています。
また、その時ソノラがお供えしたバラの色が白色だったため、
現在でも生存していない父親には白いバラを・・・
反対にまだ元気な父親には赤いバラを贈る習慣ができたわけです。
他にも、黄色いバラやヒマワリなどを贈るというのも最近増えてきています。
実は父の日に黄色いバラやヒマワリなどを贈るのは日本が発祥です。
ファーザーズ・デイ委員会という団体が幸福を象徴する黄色を
父の日のイメージカラーとして、
父の日には「黄色いリボン」を父親に贈る
というキャンペーンを始めたのがきっかけでした。
それ以降、黄色いお花を贈る人も増えてきたそうです。
現在では、黄色をイメージカラーとする考えはアメリカにも広まっています。
母の日はいつも何か贈るのに、
父の日には特別何もしないという方が多いようです。
今年の父の日には是非日ごろの感謝の気持ちを込めて、
素敵なバラの花を贈ってみてはいかがでしょうか?
薔薇の種類別の名前と特徴!
⇒ 母の日 父の日 ホワイトデー 誕生日 バースデープレゼントにピンクのバラ20本以上お好きな数で…
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