喉頭声帯がんの原因や症状、生存率って？？

喉の調子が良くない、、、声が出づらい、、、
そんな経験ありますよね？

もしかして癌なのでは、、、？
と疑って不安になったりしたことはありませんか？

喉のがんと言えば喉頭がん！！

ここでが喉頭がんの中の喉頭声帯がんの
原因や症状、治療法などをまとめてみました。

気になる方はお医者さんに相談したり、生活習慣を見直して
発症率を抑える工夫をするなど正しい対応をしましょう！！

喉頭声帯がんとは？

喉頭声帯がんとは声帯（声を出すところ）を中心にして
できた癌のことで、細かく分けると3つに分類されます。

・声門上（せいもんじょう）がん
⇒声帯より上に発生したガン
　喉頭がん全体の中で「発生率　25%」

・声門（せいもん）ガン
⇒声帯を中心に発生したガン
　喉頭がん全体の中で「発生率　70%」

・声門下（せいもんか）ガン
⇒声帯より下に発生したガン
　喉頭がん全体の中で「発生率　5%」

以前はタバコを吸う男性に多かったのですが、
近年女性の喫煙者も増え女性の発症率も増えてきているそうです。

喉頭声帯がんの生存率は？？

声門がん、声門上がん、声門下がんの順に治りやすいと言われていて、
耳鼻咽喉科が扱うがんの中では治る確率が高いガンと言われています。

早期発見であれば90%以上が治り、
治療後声にも影響がないそうです。

進行がんを含む喉頭声帯がん全体での生存率は、

5年後で80%
10年後で75%

と、治る確率が高いがんと言われています。

喉頭声帯がんの原因とは？

・タバコ

喉頭声帯がんの約97%は喫煙者で、非喫煙者は3%前後とタバコとの関係は明らかです。
逆を言えば、「タバコを吸わなければ発症率をかなり下げられるガン」という事になります。

・お酒（＋タバコ）

お酒自体が発祥の原因ではなく、「＋タバコ」が原因になっていると言われています。
つまり、タバコを吸いながらお酒を飲むという組み合わせがキケンです！！

居酒屋でよく見かける光景ですが、健康の為には控えることも大切なようですね、、、、

・タバコの煙（受け身喫煙）

これは自分が喫煙していなくても、周りの人のタバコの煙を吸ったことにより
発症することがある、ということです！！

分煙やマナー化が進んできていますが、お互いの気配りが大切ですね！

ただしヘビースモカーの方全員が発祥しているわけではありません。
ですが、喫煙者の発症率は高いです。

年齢的には20～30代には少なく、40代から増え始め60代にピークを迎えるそうです。
40歳を過ぎて喉の調子がすぐれない喫煙者の方は一度検査をしてみましょう！

喉頭声帯がんの症状と治療方は？

喉頭声帯がんは場所によって症状のでかたが違います。

・声門ガン
⇒ガンが小さいうちから嗄声（させい　声がかすれたりしわがれ声になる）が起きる為気づきやすい。

・声門上ガン、声門下ガン
⇒初期は喉に違和感がある事もありますが、特有の症状が出ない事もあります。

声門上ガンは声帯にまで広がって初めて声が嗄声が出現して気づく場合もあり、
広がり方によっては呼吸困難や喘鳴（ぜんめい　ゼーゼー、ヒューヒューとなる）、
喉の違和感、たんに血が混じるなどの症状が現れてきます。

喉頭声帯がん治療法は？

喉頭声帯がん治療法は大きく分けて2つあります。

・放射線治療
早期発見であればほとんどが放射線治療で治せるそうです。

・手術
進行がんや声門下がんの場合は喉頭を全摘出する手術が安全です。

ただし術後は食べ物は食べられますが、
声が出なくなり首の前下に穴をあけそこから呼吸をすることになります。

がんの場所や大きさによっては部分切除術が行われることもあるそうです。

早期発見できれば完治も出来ますが、進行すると生活に影響を及ぼしかねません。
蓄積していくことで発症しやすくなるとも言われています。

タバコの本数を減らしてみたり、「禁煙」を今から目標にしてみてはいかがですか？？

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